概要
後に『ドラゴンクエストⅦ』やスマホ版『ドラゴンクエストⅤ』にも登場している。
攻撃力+95という高い数値を誇る終盤の武器であるが、名前が挙がるのは中盤である。
アークボルトの宝であり、北方の洞窟に巣くっていた魔物を倒した者に与えるというお触れが出ている。
こんなに強い剣があるならブラスト兵士長あたりにでも使わせたら良いのでは…とツッコミたくもなるが、
アークボルトの王は「あまりにも強い剣を持っているとその力に頼りすぎて油断してしまう」という理由で兵士たちには使わせていない。
そして主人公たちの一足先にテリーが魔物を倒してしまっており、彼にこの剣が与えられることになる。
以降彼は終盤で主人公たちの仲間になるまでずっとこの剣を携えており、デュランの前座として立ちはだかる際もこれを振りかざしてくる。
テリー本人の攻撃よりこの剣の稲妻が一番強いというのがなんとも悲しいところだが…。
テリー専用装備というわけではなく、主人公やチャモロ、アモス、姉のミレーユも装備できる。
テリーが仲間になるや否や速攻で雷鳴の剣が取り上げられ本人は酒場送り…という悲しい光景があちこちで見られた。
とはいえ雷鳴の剣=テリーというイメージは強く、『ドラゴンクエストライバルズ』などの派生作品ではテリーの代表武器のような扱いをされており、
この剣の存在と、デュランに教えてもらった遊びと称してジゴスパークを放つことからテリー=雷属性というイメージも確立されている。
スーパーファミコン版ではテリーが公式イラストで携えているごく普通の片手剣がこれであり、柄の部分に申し訳程度に稲妻マークが刻まれているデザインだった。
が、リメイクのニンテンドーDS版以降は紺碧の刀身と黄金の装飾が美しい宝剣になった。
それに伴いテリーが公式イラストで持っている剣は「テリーの剣」と呼称されるようになり雷鳴の剣とは別物になった。(ドラゴンクエストウォークなど)