概要
『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』とは1999年10月28日に発売されたワンダースワン用ゲームソフト。
1998年にスーパーファミコンで発売された『ロックマン&フォルテ』をベースにしているが、ストーリー・ボスキャラクター・ステージ等は完全なオリジナルである。
ロックマンシリーズは版権を持つカプコンが開発・発売を行うことが多いが、このタイトルを販売したのはライセンス許諾を受けたバンダイで、開発はレイアップが担当している。
シリーズ作品の中でも完成度が低く、本家から浮いたデザインや設定の矛盾もあり、ファンからは黒歴史扱いを受けている。
カプコン社内にも資料が残っておらず、20周年・25周年の記念冊子でも扱いが小さい。
ディレクターを務めた遊山直奇氏によって20年越しにカラー設定画が公開された。
ストーリー
ロックマン・シャドウと名乗るロックマンにそっくりなロボットが、百年後の未来でロボット達を集めて「ディメンションズ」という組織を結成し、ディメンションズを率いて現代にタイムスリップし、人類に宣戦布告する。そして、人間とロボットが平和共存している街、シンフォニーシティを襲撃した。ロックマンとフォルテは現場に急行する。
…しかし、このストーリーはよくよく考えると重大なタイムパラドックスが起きてしまっている事となる。
遊山直奇氏曰く、ストーリー面は有賀ヒトシ氏のロックマン作品に影響を受けたらしい。https://web.archive.org/web/20210520011634/https://twitter.com/youyama/status/1153655910100688896