概要
初星学園のプロデューサー科に通う専門大学1年生。学園アイドルマスターの主人公。学マスPは今作におけるプロデューサーの通称である。一人称は「俺」。友達が少ないらしい。姫崎莉波とは幼馴染のような関係である。
基本的に沈着冷静、プロデュース対象のアイドルについて念入りに調べ上げた上で、彼女らが抱える問題に対する解決策を用意してからプロデュースに当たるなどと、既に存在するデータを元にした非常に合理的なプロデュースを行っている。
その様は体重に関する問題を抱える月村手毬には「継続すれば約4ヶ月で理想の体重に戻せる」という入念な食生活とトレーニング計画を準備する、苦学生故にアルバイトの掛け持ちから来る過労でパフォーマンスの低下が問題だった藤田ことねには「プロデューサーがついたアイドルへの奨学金条件の緩和制度を利用するなどと本当に大学1年生なのかと疑いたくなるほど。
アイドルに対しては基本的に丁寧な敬語だけで話し、なるべくアイドルとプロデューサーの壁を越えないように努めている(特に莉波に対して)。とはいえプロデューサーと言ってもこれまでのシリーズと違い社会人ではなく学生であるため、アイドルのトンチキな言動に「ハァ?」とか「は?」とか等と言ってしまう面もあり、大学1年生なりの若さを感じる点もある。また、当初葛城リーリヤが意識して作った笑顔の表情に思わず吹いてしまい、そのまましばらく笑いを堪える等、沈着冷静ではあっても鉄仮面のような仏頂面というわけではない模様。
データの収集力やデータにない現象が起きたときのうろたえ方など、いわゆるデータキャラ的な言動が多い。
また各アイドルのソロ活動におけるプロデューサーはアイドルごとに別人(あるいはパラレルワールド)であると推測できる描写が各所に存在する。
例:姫崎莉波のプロデューサーは有村麻央の存在を知らない、倉本千奈のプロデューサーは千奈以外のアイドルのプロデュースを行っていない等。
なお初星コミュにおいては花海咲季、月村手毬、藤田ことねの3人を同時に受け持ち、この3人でユニットを結成させようとしている。
反応
これまでのプロデューサー像と比べると「アイドルに対して敬語で接する」という点が非常に特徴的であり、SNS上では様々な反応をされている。
学マスPの名前を『ドラゴンボール』のフリーザ。『相棒』の杉下右京。アーマードコアⅥのスネイルのように、丁寧語を使いかつ癖のあるキャラクターの名前に置き換えてロールプレイをするゲーム画面が多く投稿されている。
これまでのアイドルマスターシリーズと同様、外見についての情報はゲーム中にほぼ出てこない。そのため、ファンアートによって様々な学マスP像が描かれるが、前述のキャラクター等を除くと、冷静でデータ系合理主義者的な面を踏まえてPヘッド若しくは眼鏡をかけた若者とすることが多い。
担当アイドルからは、基本的に「プロデューサー」と呼ばれるが、紫雲清夏からは「Pっち」、葛城リーリヤからは「センパイ」、倉本千奈からは「先生」と呼ばれている。