アルテミス(ガンダムSEED)
あるてみす
概要
機動戦士ガンダムSEEDシリーズに登場する要塞。
「アルテミスの傘」と呼ばれる全方位光波防御帯を展開する事で鉄壁の要塞と為っている。
だが、ザフトからすれば戦略的要地では無い為に放置され続けていた。
「アルテミスの傘」は鉄壁の防御では在るが、ほんの一時のみ傘を解除する事を行わなければ成らない弱点が在る。
元々は地球連合内のユーラシア連邦が有する要塞だったが、登場する度に鉄壁の要塞は落とされるものだとばかりに悲運な目に遭い続けている。
ヘリオポリスから脱出したアークエンジェルが行き着いた要塞。
だが、アークエンジェルは大西洋連邦所属でIFF登録をしてないという事を口実に司令のジェラード・ガルシアがストライクガンダムを強奪しようとする。
そこにニコル・アマルフィがブリッツガンダムの特殊機能で在ったミラージュコロイドの光学迷彩にて、定時的に行われる「アルテミスの傘」の解除時に侵入。
ブリッツによる攻撃、ストライクとブリッツの戦いによってアルテミス要塞は壊滅した。
悲運の始まりである。
詳しくは基地司令だったジェラード・ガルシアの項目ではあるが、宇宙海賊に占拠される、MS部隊を創設するが裏切られる等、登場する度に毎回壊滅させられる事と為った。
『天空の皇女』では本編が始まる前にユーラシアはアルテミスを破棄しており、それを本作の登場人物であるフェアネス・ツヴァイクレが正式に買い上げた。
この際、内部に大規模のファクトリーを建造するなど改修された。
現状では唯一、壊滅を免れている。
なお、同作の時系列は『SEED DESTINY終了後のコズミック・イラ』としか明かされておらず、後述の『FREEDOM』の占拠がフェアネスが買い取る前の話しか否かは不明である。
物語中盤にてシャトルで宇宙へと上がったファウンデーション王国が占拠。
その後拉致されたラクス・クライン救出の為にキラ・ヤマト達が無所属の海賊部隊としてズゴックとキャバリアーアイフリッド-0にてミラージュコロイドステルスを用いて潜入。
そして、今回はメイリン・ホークによるハッキングでアルテミス内のシステムを全て掌握された(※)。
ラクス奪還後は可能な限り、要塞内の施設をあらかた破壊。
こうしてまたもやアルテミス要塞は壊滅した。
※小説版によればアルテミスに仕掛けたコンピュータウイルスはキラの特注品とのこと。