概要
クレしん映画第26作『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』に登場する悪の組織。
本作の舞台となる「アイヤータウン」にて総本店を構え、食べた人をヤミツキにさせる「ブラックパンダラーメン」で金儲けを企て、アイヤータウンに店舗と工場を備えた「ブラックパンダラーメンヒルズ」を作るため地上げを行っていた。
構成員
ドン・パンパン
CV:廣田行生
ブラックパンダラーメンのボス(大店長兼会長・社長)にして、本作の黒幕である巨漢。
食べた人を凶暴化させるブラックパンダラーメンを製造し、町を混乱に陥れる。笹やあらゆる物を食べる、とんでもない悪食。
黒黒(ヘイヘイ)
ドン・パンパンのペットである黒いジャイアントパンダ。
ヌン、チャック(※メイン画像)
ブラックパンダラーメンの刺客。オサレカンフーソーセージ拳の使い手であるオカマ系イケメンの双子。武器である巨大なソーセージ型のヌンチャクを振り回す。
黄色い髪に斑点のついたヌンチャクを持ってるのがヌン、緑の髪に赤いヌンチャクを持ってるのがチャック。
ミヤ・ゾン
ブラックパンダラーメンの刺客。
「ギター拳法」と呼ばれる独自のカンフースタイルの使い手。ただし実際はしんのすけ達にオリジナルソングを聴かせて時間稼ぎしただけであり、増援が追いつくとすぐに退散した。
その他
いずれもブラックパンダラーメンを食べて凶暴化した者たち。尚、ひまわりはみさえがこぼしたブラックパンダラーメンを誤って食べて凶暴化してしまった。
しんのすけ達が食い逃げ犯として指名手配された際には、鳩ヶ谷夫妻がブラックパンダラーメン91号店、北本が66号店店長を名乗り、ブラックパンダラーメンを食べた他の者達と共に麺やラーメンの具材を武器にしんのすけ達の前に立ち塞がった。
関連用語
- ブラックパンダラーメン
食べるとヤミツキになり、凶暴化するラーメン。食べた者は目の周りがジャイアントパンダのように黒くなる。
ただし普通の物を食べていれば、いずれは元に戻れる。
- 闇突拳(やみつきけん)
ドン・パンパンが操る拳法。相手の秘孔を突いてあらゆる行動をコントロールする事が出来る。対象が食べ物などの無機物でも有効。
下記の秘孔以外にも、「両手をキツネの形にしてしまう秘孔」、「カニ歩きしかできなくなる秘孔」、「一発ギャグを連発してしまう秘孔」等が存在する。
・秘孔 “右肩上上(うけんあげあげ)”
相手の右肩の秘孔を突く。秘孔を突かれた相手は右肩が上がり続ける。
・秘孔 “パンツーまる見え”
秘孔を突かれた相手は「パン・ツー・まる見え」としか言えなくなる。
・秘孔 “木っ端微塵”
その名の通り、秘孔を突かれた相手(作中では包子)が木っ端微塵になる。
・秘孔 “一度食べたらヤミツキ”
麺生地を一瞬で製麺することの出来る秘孔。
この秘孔こそがブラックパンダラーメンの秘密であり、ドン・パンパンがこの秘孔を突いて製麺することで食べた相手をヤミツキにするヤミツキ成分を生み出しているが、同時に副作用のムシャクシャ成分も生まれるため、食べた相手を凶暴化させてしまう。
・秘孔 “おれ史上最高に最強”
自分自身の尻穴に秘孔を突くことで肉体強化が出来る。
・秘孔 “ポンポ・コチン”
秘孔を突かれた相手は死ぬまでポンポコチン体操を踊り続ける。作中ではランとの最終決戦において突こうとしたが、失敗したため未遂に終わった。
- ブラックパンダロボ
ドン・パンパンの波動、その他諸々を解析して開発された自動製麺パンダロボ。更にはクレーマーを物理的に排除するための戦闘能力も有する。
ドン・パンパンに負担がかかるため、一日の製麺回数が限られる事を改善するために量産されるが、ドン・パンパンの闇突拳を完全に再現できていないため、パンダロボの製麺したラーメンを食べると正気を失うほどの副作用が発生してしまう。