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概要

『映画クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ』に登場する拳法。

「伝説のカンフー」と呼ばれる拳法で、これを極めた者は世界を平和にすると言われている。

その名の通りぷにぷにとした身体の柔らかさを活かして戦う拳法で、敵からの攻撃を受け流して回避したり跳ね返したりと護身に長けているのが特徴。

当初はマサオくんが習っていたが、ふとしたきっかけでその事を知ったかすかべ防衛隊のメンバー達もこの拳法を習い始める。

師匠とその弟子達

師匠

ぷにぷに拳を伝える老人で普段は包子店を経営している。

長年ぷにぷに拳に携わっているが、そんな彼でも伝えられている十の技を全ては習得する事は叶わず、習得した技は七まで。

それでもチンピラや並の拳法家では相手にならない程の強さを持つ。

玉蘭

ぷにぷに拳の一番弟子の少女。

師匠を超える才能を持ち、免許皆伝を目指し修行を怠らない努力家。

野原しんのすけ

ご存知、嵐を呼ぶ5歳児。

当初は拳法を習う事を面倒臭がっていたが、ランに一目惚れして弟子入り。

元々柔軟な身体と心の持ち主な為、ぷにぷに拳との相性は抜群に良く、師匠や姉弟子のランをして「千年に一人のぷにぷに」、「ぷにぷにの天才」と称される程の才能を見出されている。

その才能は折り紙付で、師匠やランの見様見真似で奥義を次々と習得していく。

佐藤マサオ

ご存知、泣き虫オニギリ。

他の防衛隊メンバーに先んじて弟子入りしており、その事を知った他のメンバーに一緒にやらないかと誘った事が物語のきっかけとなった。

他のメンバーより早く弟子入りした為、兄弟子という事で威張っていたが、身体が固く技を一つも覚える事が出来ず、他のメンバーが次々と技を習得していく中、劣等感に苛まれる。

風間トオル

当初は拳法を習う事に消極的だったが、なんだかんだで修行に付き合っている内にすっかり馴染んでいった。

桜田ネネ

アクションスターになれるかもという考えから弟子入り。

兄弟子を盾に威張るマサオくんによくツッコミを入れている。

ボーちゃん

かすかべ防衛隊のダークホース。

しんのすけに次ぐ技の習得率を誇る。

奥義

  • 一.ひとつひとより和毛和布(わけわかめ)

ワカメのように身体をくねらせ、相手の攻撃を回避する。

  • 二.ふたつふしぎに受身美学(うけみびがく)

受け身と同時に「ほんとはこれがしたかった」と言って強がる。

  • 三.みっつみだらに猫手反発(ねこてはんぱつ)

手を猫の手の形にして敵の攻撃を弾き返す

  • 四.よっつよろしく糞転下肢(ふんころがし)

逆立ちしながら蹴りを繰り出す。

  • 五.いつついつでも芋虫行脚(いもむしあんぎゃ)

芋虫のように気配を消しながら這い進む

見た目に反して動きも素早く、回避にも応用可能。

  • 六.むっつむやみに手揉民民(てもみんみん)

手で相手の全身を揉み解し、相手を脱力させる

  • 七.ななつなんだか吸盤接吻(きゅうばんせっぷん)

口を吸盤のようにして壁などに吸い付く。

数人掛かりでも引き離せない程の吸着力を持つ。

  • 八.やっつやっぱり柔軟弾丸(じゅうなんだんがん)

体を丸く格納して縦横無尽に跳ね回り、体当たりする

  • 九.ここのつここから戦意尻失(せんいしりしつ)

尻を相手に突き出しちょこまか動き、あまりの馬鹿馬鹿しさで敵は戦意を失う。

要するにしんのすけのケツだけ星人

当然しんのすけにとってはいつもやってる事なので即座に習得。

しかし、修行の影響でこれまでより遥かにクオリティとキレがアップしている。

  • 十.とうでとうとうぷにぷに真掌

免許皆伝者のみが習得できる最終奥義。

この技を極めた者は世界を平和にすると言われている。

以下ネタバレ注意

ぷにぷに真掌の正体は、ぷにぷにの精プンプン(CV:水島裕)から授けられる秘薬(しんのすけ曰く「ピーマンのにおいがする」)を飲んだ者に与えられる手から光線を放つ能力。(構えがアクションビームに似ている)

この光線を浴びた者は自分で考える事をしない脳内がお花畑の超絶平和主義状態に変わってしまうという恐ろしい技。

また秘薬は本来は心が柔らかい者にしか与えられず、そうでない者が秘薬を飲むと正義感が過剰なまでに暴走してしまうというとんでもない副作用がある。

作中ではしんのすけが秘薬を飲むのを嫌がり、ランが横から割り込む形で秘薬を飲んで奥義を得るが、敵のみならず周囲の些細な悪(と見なした行為)にさえ粛清対象とする苛烈な人格に変貌してしまった。

師匠もぷにぷに真掌の秘密は知らなかったようで、ランが秘薬の副作用で暴走した際は「あんな恐ろしいものだとは思わなかった」としんのすけ達に謝罪している。

一方で、元から心がぷにぷにで邪念の無い相手には効果が無く、終盤でしんのすけ達が繰り出したジェンガ拳には技が無効化された。

余談

元々、クレヨンしんちゃんの映画作品において、カンフーを題材にした作品の案は出ていたものの、「しんのすけ達が相手を殴ったり蹴ったりするのは画的にふさわしくない」と言う理由で敬遠けさられていたが、「柔らかい部分だけで戦う」という要素をテーマに考案されたのが、ぷにぷに拳である。

作中でも相手を倒す事よりも無力化させる事をメインとしており、どちらかと言えば柔術護身術に近いものに仕上がっている。

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ぷにぷに拳
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