ボクの概要です
CV:桜井敏治/岡野友佑(2022年10月29日放送の友情の紙ヒコーキだゾ回〜2022年12月17日放送のオラたち特殊刑児課だゾ回までの代役)
またずれ荘203号室(アニメでは201号室)の住人で三浪中の浪人生(後に大学生)。新潟県出身。アニメでは自動車の運転免許を持っているが、教習所を出てから一度も乗っていないペーパードライバーで、野原家のオートマチック車をエンストさせたりと、運転技術は非常に悪い。原作では受験勉強で免許を取るヒマが無かったので持っていない。
外見はメガネに長髪、肥満体型のいわゆるアキバ系で、メガネはスペア含めて4つも持っている。
大学受験に3回落ちて浪人しているが、その原因は「緊張しすぎて一睡もできず試験会場で爆睡」「緊張しすぎて試験会場と間違えて競馬場に入ってしまう」(しかも馬券も買っており、アニメではそちらの結果もボロ負けという説明が入った)「緊張しすぎて下痢を起こし試験会場に行けず」と、本人の学力不足というよりは、極度のアガリ症故の悲劇であった。
そんな彼も三度目ならぬ四度目の正直で大学合格を勝ち取ったものの、受験前日に「東大(正式名称・東京カスカビアン産業大学)を受ける」と聞いたひろしとみさえは勝手に東京大学と思い込み、将来エリートコースを歩むであろう彼からの見返りを期待して「今のうちに恩を売って仲良くしておこう」とすり寄った(このとき夫婦揃って見せた下心全開のにやけ顔と揉み手は必見)。当然困惑する四郎に対し、しんのすけは「時々出る病気」と返している。
ともあれ東大とはまったく別の三流大学だと知った野原家はすぐに手のひらを返し、合格祝いに振る舞おうとした鍋をそそくさと片付け、しんのすけにも「つづきは夢の中で食べてね」言われる始末。四郎にしてみれば勝手に期待されて勝手に幻滅されたわけでなかなか不憫(ちなみにまたずれ荘編終了後もたまに登場しているがやっぱり不遇気味)。
イケメンとは程遠い容姿だが、オマタの結婚式でモロダシ共和国に行った際は現地の女性から「カッコいい」と言われたことに気を良くして移住まで考えていた(モロダシ共和国では園長や神田鳥忍が美男美女とされており、それを聞いたひろしとスーザンは呆れていた)。
プールのインストラクターのアルバイトをしていた際には、失恋のショックでプールで泳ぎまくっていたところシックスパックになるまで痩せた事もあったが、水で太る体質らしくすぐに元通りになっていた。
※その一例
- 合コンで自己紹介する時、大学名を聞いた相手方が怒って帰った
- バイト代をなくす→しんのすけの協力で無事見つかり、お礼としてたこ焼きとソフトクリームを奢ろうとする→が、風間くんたちいつものメンバーに加えて彼らの友達も捜索に加わっていたので、「やっぱりこのバイト代はなくなる運命だったのか……?」
野原家とは、しんのすけといざこざを起こした際に部屋の壁に穴が開いてしまってから交流が多くなり、野原家から食事をもらっていた。
年相応以上にスケベであり、ななこお姉さんやビキニ姿になった優に大興奮していたほか、秘蔵の写真集コレクション(キャビンアテンダントと銀行員)で他の住人には食わせまいと夕食がスキヤキであることをひた隠しにしていた野原父子を買収してスキヤキにありついたこともある。ちなみにキャビンアテンダントフェチ。
余談
1.学習漫画『世界の国おもしろブック』ではブラジル編で登場。しんのすけ共々リオのカーニバルを見に行くのを死ぬほど楽しみにしていたが、うっかり脱出ボタンを押してしまいアマゾンの奥地に転落してサバイバル生活を送る羽目になった。探検隊からは新種の猿と間違われていた(原作には「サル少年しんのすけ」としてサルに育てられた野生児のしんのすけが登場する番外編がある)
2.原作50巻では行きつけのハンバーガーショップの美人店員に片想いし、メアドを渡そうとするが、しんのすけが見た時はタイミング悪く中年のブサイクなおじさんに交代していた。そうとは知らず「ビックリするくらいかわいいだろ?声がカナリアみたいにかわいいんだ」と語る四郎に、しんのすけは「へぇ~……人は見かけによらないなあ」とドン引き。
別の店員が「そういえば今日結婚記念日だったでしょ?」と茶々を入れたことで彼女は既婚者(それもこのブサイクなおじさんと夫婦)だったと知り、あえなく恋は終わったが、ショックを受けつつも「おめでとうございます」と祝福した四郎の姿に、しんのすけも「四郎くんかっこよかったゾ おめでとーって言って」と評している。なおこの失恋もバネになったようで、「あの人でもあんな美人と結婚できたんだ、ボクだって!」と引きずることなく前をむいている(結局互いの誤解は解けてないので、しんのすけは四郎がホモだと勘違いしたまま「二人が結ばれなくてよかった、そんな気持ち悪いことはない」と思っている)。
3.日本では特に人気というわけではないが、韓国では何故か人気キャラとなっており、カードやアパレル、アクリルスタンドや食玩にひろし、組長先生、マサオくん、ボーちゃん、アクション仮面といった人気キャラと共にラインナップされていたり、またずれ荘のステッカーでは一人だけ種類が多いなどやたらと優遇されている。一説にはユニークな外見に加えて図々しいところや応援してあげたくなるところ、3回浪人した末に「東京カスカビアン産業大学」に入るという境遇などが受験大国である韓国で共感を受けたからではないかと言われている。
なお、韓国での名前は「オス(오수)」で、この名前となったのは5度目の修能試験受験者(それぞれ韓国語で5が「オ」、修能を意味するスヌンの「ス」)が由来となっている。