コ哀
こあい
概要
また、最近では、よく少年探偵団の無邪気な子供達に振り回され、二人して手を焼く描写もある。
劇場版では
『世紀末の魔術師』
灰原がまだ協力者というより傍観者と言った立ち位置だが、それでも所々で灰原がコナンに対し助言をしたり終盤で燃え盛る城からコナンが戻らなかったと思われた際には思わず灰原が小声で「バカ…」と呟いたりしている。
『瞳の中の暗殺者』
記憶喪失になった毛利蘭を見て灰原がコナンに対し「私だって全部忘れてただの小学生の灰原哀になれたら…」「あなたとずっと…このまま」と思わず漏らしたりなどしている。直後に灰原は冗談だと言う。
灰原が危険なことを承知ながらも死んだ姉の部屋に留守番電話をかけていたことをコナンに忠告された際は「私の気持ちなんて誰にも分らない!」と突き放してしまう。翌日学校で謝罪し抱えている不安を漏らし、直後彼から「バーロー、オメーは1人なんかじゃねえよ」と励まされている。終盤では2人揃って事件の犯人の正体発覚に立ち会っている。
『ベイカー街の亡霊』
生死を賭けたVRゲームでの中盤で灰原が自らを犠牲にしてコナンを助けゲームオーバーとなり、彼に後を託している。
『水平線上の陰謀』
中盤に犯人の1人を確保する際に咄嗟にコナンが灰原にモーターボートの運転を任せる。その後コナンが本当の犯人に気づいて客船に単身戻る際には灰原は(事件…本当にそれだけ?工藤君…)と身を案じていた。
『探偵たちの鎮魂歌』
首謀者によって蘭や探偵団共々爆弾付きのIDを付けられたことで実質ミラクルランド内で人質に取られた状態になったのを都合が良いため灰原だけがコナンから伝えられたが、その際に「じゃ、預けたわよ。あたしたちの命。名探偵さん」と言葉を残す。
『紺碧の棺』
コナンは灰原のことを「助手じゃなくて、相棒かな」と明言している。
『沈黙の15分』
探偵団達の危機を救うために「密着してスケボーに乗る」というシリアスシーンがある。なお、本編には無い描写だがコナンが灰原をお姫様抱っこして滑走する公式イラストが存在する。
『純黒の悪夢』
キュラソーの記憶探しに奔走する探偵団にコナン共々手を焼いたり組織が絡んだことへの捜査を続けるコナンの手を灰原が掴んで咄嗟に止めようとするが彼がかつて自分にいった「運命に逃げたくない」という決意を聞く。
『紺青の拳』
海外が舞台なので灰原の出番は僅かだが中盤である人物の身元を調べるようコナンが電話で灰原に依頼する場面がある。
『黒鉄の魚影』
間違いなくコ哀推し必見の作品である。2人を演じる高山みなみ氏と林原めぐみ氏曰くコ哀の関係性を一言で言うなら「運命共同体」とのこと。
今作を見たコ哀オタク達は昇天、成仏したとまで言われるほどの素晴らしさである。
いずれの作品でも灰原の出番が少ないが、コナンと連絡を取り合って情報交換をしたり助言をしたりする事もあり、お互いに頼れる関係でもあるとして描かれている。原作では調べ物は博士に頼んだり、コナンと灰原は主に「守る⇔庇護対象」の関係性である事が多いため、主にアニオリや劇場版でちょうど良い情報交換相手として描かれる事が多い。
ちなみに実年齢で言うと、宮野志保は工藤新一より一歳年上である(本人談)。
アニメ版の第69弾ED「…and Rescue Me」の映像は「組織に身を置かなければならず苦しみ続ける人生だった灰原にコナンが手を差し伸べて闇の世界から光の世界へと連れ出す」という演出で描かれるなど必見である。