概要
なお本編では灰原哀の片思いである。
コナンは彼女を守るため必死になる。
劇場版では
『世紀末の魔術師』
灰原がまだ協力者というより傍観者と言った立ち位置だが、それでも終盤で燃え盛る城からコナンが戻らなかったと思われた際には思わず灰原が小声で「バカ…」と呟いたりしている。
『瞳の中の暗殺者』
記憶喪失になった毛利蘭を見て灰原がコナンに対し「私だって全部忘れてただの小学生の灰原哀になれたら…」「あなたとずっと…このまま」と思わず漏らしたりなどしている。ちなみにこの行動は大切な蘭の記憶が失われ、かなり焦っていたコナンを激怒させる。この直後に灰原は冗談だと言う。
灰原が危険なことを承知ながらも死んだ姉の部屋に留守番電話をかけていた。それをコナンに正論で忠告された際は「私の気持ちなんて誰にも分らない！」と突き放してしまう。
『ベイカー街の亡霊』
生死を賭けたVRゲームでの中盤で灰原が自らを犠牲にしてコナンを助けゲームオーバーとなり、彼に後を託している。ただしこれは毛利蘭を含む多くのキャラクターに言えること。
『水平線上の陰謀』
コナンが本当の犯人に気づいて客船に単身戻る際には灰原は(事件…本当にそれだけ？工藤君…)と身を案じていた。
『純黒の悪夢』
キュラソーの記憶探しに奔走する探偵団にコナン共々手を焼いたり組織が絡んだことへの捜査を続けるコナンの手を灰原が掴んで咄嗟に止めようとするが彼がかつて自分にいった「運命から逃げたくない」という決意を聞く。
『黒鉄の魚影』
間違いなくコ哀推し必見の作品である。灰原哀を演じる原作未読の林原めぐみ氏曰くコ哀の関係性を一言で言うなら「運命共同体」とのこと。
今作を見たコ哀オタク達は昇天、成仏したとまで言われるほどの素晴らしさである。
いずれの作品でも灰原の出番が少ないが、劇場版ではコナンと連絡を取り合って助言をしたりする事もあり、お互いに頼れる関係でもあるとして描かれている。最近の原作では調べ物は博士に頼んだり、組織編でのパートナーは赤井秀一として描かれていて、コナンは灰原に対して組織に関する様々なことを秘密にして、組織に関することは灰原は蚊帳の外であることがほとんどなため、原作と劇場版の灰原の扱いやコナンと灰原の関係の乖離が激しいという声も多くある。
ちなみに実年齢で言うと、宮野志保は工藤新一より一歳年上である(本人談)。
なお黒金の魚影公開に先立ち公開されたアニメ版の第69弾ED「…and Rescue Me」の映像は「最愛の姉を失い、悲しみに暮れる灰原にコナンが手を差し伸べて闇の世界から光の世界へと連れ出す」という演出で描かれるなど必見である。
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