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水平線上の陰謀の編集履歴

2024-06-24 21:40:12 バージョン

水平線上の陰謀

すいへいせんじょうのすとらてじー

劇場版『名探偵コナン』シリーズ第9弾。

「忘れはしねぇよ、オマエのことだけは…」「オマエを、絶対に守る」


概要

公開日2005年4月9日
英題Strategy Above the Depths
監督山本泰一郎
脚本古内一成
主題歌ZARD「夏を待つセイル(帆)のように」
興行収入21億5000万円
前作銀翼の奇術師
次作探偵たちの鎮魂歌

豪華客船内で繰り広げられる海洋サスペンス。

普段は迷探偵の毛利小五郎に焦点を当てており、彼が事件の全貌を自力で推理、ほぼ単独で真犯人を追い詰める展開となっている。山本監督によると小五郎を活躍させるというのは原作者の青山剛昌が考えたアイデアによるもの。


また序盤で顔が分かっている人物による犯行シーンが描かれており、『ベイカー街の亡霊』以来の倒叙方式が採られている。豪華客船が舞台ということでタイタニックを意図した演出が登場。

また本作は海上保安庁やクルーザー社の協力を得て制作されている。


回想シーンでは蘭と新一の小学生時代の出来事が描かれている。また今までの作品のエピローグはほのぼのとしたギャグシーンで終わっていたが、本作では穏やかな雰囲気を漂わせた温かなシーンで締められている。


ちなみにタイトルの読みである「ストラテジー」とは「戦略」の意味なので注意(「陰謀」は英語で「plot」「intrigue」等)。英題は「Strategy Above the Depths」(直訳で「深い所(=深海)の上の戦略」)と日本語の原題の表記とは大幅に意味が異なっている。


4月中旬に公開されることが多いコナン映画だが、今作は4月上旬に公開されている。


ストーリー

15年前、北大西洋の海上で貨物船・第一八代丸が氷山に激突して沈没する事故が発生し、沖田船長と三等航海士の2人が死亡した。そして半月前、八代造船の船舶設計士・八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、車ごと崖下に転落して死亡した。

時を越えた2つの事件は、豪華客船の乗員乗客すべてを巻き込む巨大な陰謀の序章だった。


豪華客船「アフロディーテ号」に招待された江戸川コナン一行は、その船の主任設計士で容姿が妃英理に似る秋吉美波子を目撃する。

その後毛利蘭少年探偵団たちと船内でかくれんぼをすることになったが、鈴木園子が何者かに拉致・監禁されてしまう。

幸い園子はコナンの推理で無事に助け出されたが、今度は八代造船の社長・八代貴江が何者かに刺殺され、父親で会長の八代延太郎も行方不明になってしまう。

目暮警部らが到着して捜査が始まるが容疑者は乗員乗客を合わせて総勢600名に上り、捜査の難航は必至だった。コナンとどこか様子のおかしい小五郎は、それぞれ独自の捜査で絶海上の巨大な閉鎖空間での犯人探しに乗り出す。


ゲストキャラクター

名前声優職業
日下ひろなり山寺宏一シナリオライター
秋吉美波子榊原良子八代商船設計士
海藤渡中田浩二アフロディーテ号船長
辻本夏帆西村ちなみパーサー
岬直也太田真一郎チーフパーサー
伊沢洋介大川透一等航海士
水久保仁井原啓介船医
磯崎滋大川透レストラン・マネージャー
汐見勝彦遊佐浩二料理長
八代延太郎岡部政明八代グループ会長
八代貴江なし八代客船社長。延太郎の娘
八代英人なし八代造船設計士。貴江の夫
新見謙介有本欽隆元首相

関連項目

名探偵コナン 劇場版名探偵コナン

毛利小五郎 毛利蘭 コゴエリ

豪華客船 タイタニック

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