キョージュ(シャンフロ)
しゃんふろのきょーじゅ
「サードレマにまれに出現する露天商から購入可能な装備品、確か『祭衣・打倒者の長頭巾(フェスタ・メジェ・カフィエ)』。『墓守のウェザエモン』を倒した3人のプレイヤー、その内のひとりが身に着けていたという情報がある、普段は『凝視の鳥面』を愛用しているそのプレイヤーの名前はそう、『サンラク』だ」
「いやはや、まさかフレンド申請したその日のうちにお呼ばれされるとは思わなかった。お陰で年甲斐もなく全力疾走してしまったよ」
概要
劇中ゲーム『シャングリラ・フロンティア』の世界観考察クラン「ライブラリ」のクランリーダー。
プレイヤーは老年の男性なのだが、アバターの外見が年齢10歳くらいのピンク髪ツインテールの魔法少女風なので、声のギャップはすさまじい。
アバター自体は本人の趣味ではなく、彼の妻が本気で造った力作。見た目に頓着しないのか気にしている素振りは一切ない。
ちなみに、現実世界での癖で若干猫背気味であるため、ただでさえ低い背丈が更に低くなっている。
人物像
考古学の分野でなかなかの権威を持つすごい人だが、地球におけるほとんどの未知が解明され、宇宙の未知を調べるには少し早く生まれすぎたことに忸怩たる思いを抱いており、妻の紹介で始めた『シャンフロ』の膨大な世界観に魅せられることになった。
世界観が作り込まれたゲームを好んでおり、そういう意味では最もシャンフロに肌が合っている人と言える。逆に世界観が薄っぺらいゲームは嫌い。
なお、その奥さん……燐堂桜は「マッシブダイナマイト」というプレイヤーネームで筋肉隆々な大男のアバターを使用している。彼女はサイガ-100率いるクラン《黒狼(ヴォルフシュバルツ)》に所属しており、そちらとのクラン同士の関係は良好なものとなっている。
活躍
墓守のウェザエモンの討伐がアナウンスされた際に名前のみ登場。ちょうど就寝中だったため、奥さんが大急ぎで叩き起こしにいった模様。
その後、「エイドルト」にてサンラクと遭遇し、フレンド登録を申請する。
後に《旅狼》と《黒狼》、《SF-Zoo》を交えた話し合いにて、アーサー・ペンシルゴンから『世界の真理書〜墓守編〜』をぼったくりな値段で購入した(なお、真理書の中身はサンラク曰く『2、3回読んだら価値がなくなる』程度のもの。まあ、考察好きからしたら十分喉から手が出るほどのものだが)。
その後もペンシルゴンにカモられている。
プレイスタイル
メイン職業は魔法使い系最上位職業「賢者」、サブは「司書(ライブラリアン)」。
バトルスタイルは完全後方支援特化のバッファー。アクティブに動くのは不得手なので専ら前衛は別の者に任せ、自分は後ろから支援魔法を撃ちまくる。
また、プレイヤー間の交渉術は老獪そのもの。
神秘は「魔術師」で魔法の威力が爆増する代わりに、詠唱中動けなくなるうえ、一度詠唱を始めると唱え切るかノックバックを食らう以外で中断出来なくなる。