概要
2年前に麦わらの一味が空島(スカイピア)の情報を集めるために立ち寄った島、ジャヤの西部にある町。
黒ひげの一味が初登場し、ベラミーがルフィにワンパンされたのもここである。
活気があって賑やかな町だが、実態はならず者の溜まり場であり、海賊が堂々と船を停泊し平然と往来する治安の悪い町。そのため「嘲りの町」という異名がついており、喧嘩も殺しも日常茶飯事というくらい荒んだ無法地帯と化している。
海軍も取り締まりを諦めているのか完全に捨て置かれており、ある意味でウイスキーピークの再来みたいな町(ただしあちらの住人は賞金稼ぎで、島にやって来た海賊を歓迎し、油断させたところを殺すという形)。
ベラミー海賊団を始め、此処に燻ぶっている者達の大半は現実主義を気取って他人の語る夢や理想等を笑って馬鹿にする事しか出来ない所謂「負け犬達」ばかりとなっており、空島について真面目に知ろうとしていたルフィ達の事も笑ってバ馬鹿にしているだけであった。
2年後となる新世界篇では、ルフィ達がエッグヘッドでベガパンクと接触していた際に様子が描かれている。
相変わらず他人を嘲笑っているだけの様子が描かれており、映像越しでベガパンクが真面目に900年前に関する重大な話をしているのを世界中の人々が真剣に聞いている中、此処の連中だけは何一つ信じようとせず、嘲笑って馬鹿にしている様だった。
主な登場人物
モックタウンで幅を利かせる海賊で賞金4200万ベリー。ベラミーにカードゲームで勝利した際、イカサマしたと因縁をつけられて手をナイフで刺され、数発撃たれた挙げ句酒瓶で殴られ、火をつけられて窓から蹴落とされた(アニメ版では修正され、数発撃った直後に蹴落とされている)。
モックタウンで幅を利かせる海賊その2。当時5500万ベリーの大型ルーキーで、町一番のホテルを丸ごと貸し切って拠点にしていた。
この時点では"夢"を否定し、新時代の海賊と粋がるチンピラだったが、クリケットの黄金を盗んだことでルフィの怒りに触れワンパンされることとなった。
- “黒ひげ”
酒屋でパイを食べている際に遭遇。好みがルフィと正反対であるためになぜか張り合うことになる。
ちなみにこの当時のメンバーはバージェス・ラフィット・オーガー・ドクQだが、一味と直接対面したのは黒ひげとドクQだけ。またモックタウン時点では黒ひげの仲間だと明かされていなかった。