CV:中井和哉
人物
颯也の前に現れた仮面をつけた謎の男。颯也をも上回る身のこなしや、それを補助する小道具などを所持している模様。
自らを「怪盗アポロン」と名乗り、富裕層が暮らすホワイトエリアから金品を盗んでは、貧困層が暮らすグレーエリアへ匿名で寄付していることで知られている、いわゆる巷で語られる鼠小僧のような義賊。
颯也の初回出場の成果を一定評価するも、ゲームと割り切れずNPCを助けた行動が原因で確保された結末を辛辣に言い放った。
「自分なら(ハンターに)影さえ踏ませない」「(次回出場時は)ミッションはすべて自分が行なう」という絶対的な自信を持ち、「逃走中最大のお宝を盗む」という謎の目的のために「異世界オワリ城」で開催される逃走中にエントリーした。
オワリ城ステージ以降は颯也の事も認めるようになり、共に協力してミッション攻略に挑んだり、ミッション終了時間ギリギリまで町の住人を助けようとする颯也に呆れながらも付き合うようになったが、まだどこか反りが合わない部分もあるらしく、ロンドンステージでミッションの際にチームを組む事になると必ず同じチームメンバーになってしまう事にお互いに『またか…』とどこかうんざりしている様子を見せており、西洞院ルナからも『ここまで行くと腐れ縁ね』と苦笑されていた。
しかし、颯也が捕まってしまいその直後復活ミッションが発生。弟のハルとペアを組むことになる。彼の持つ冷静さを見て彼もハルを認めるようになった。
26話で初めて素顔を晒しており、紫色の瞳をした美形で、自分を捕まえたメデューサもその美顔に惚れてしまっていた。
29話では闇の研究所でグレース・アンバー元メデューサが黒幕リドリー・ゼベット教授に拳銃を向ける隙にジャックオランタンの刃に胸を突き刺され、シグマはアンバーを抱き抱えるが、アンバーは「黒幕を止めるように」とシグマに約束をするが、青い炎と共に消えた。
30話ではシグマとマックス・メージャー警部と共に一足先にリドリー・ゼベットまで辿り着き戦うことになり、ゼベットは飛行船に逃げるが、シグマはそれを追い彼と一騎討ちになるが、途中でトムラ颯也が現れ、シグマは「来てくれと頼んでないけどな...」と言いながらも彼と共闘する事になる。ゼベットからアンプルを盗み、ゼベットは弱体化させ、シグマと颯也は飛行船から脱出した。
そして黒幕ゼベットを倒し、グレースアンバーの亡霊の手がシグマの頬に触り消えていく...
31話ではロンドンステージで生き残った5名の逃走者(颯也、ルナ、シグマ、ピエタ等)シグマはいち早くハンターを発見し、先に逃げるが、シグマも体力の限界らしく「どうやら、ここまでか...」と諦めて、確保されてしまった。
33話、魔法の砂漠ステージでは、シグマはやはり単独で逃走するが、ミッションで石板を一番手で見つける。
ミイラ達に囲まれるが、ウォークライ(レイス)で何とか逃げ切れた。
魔法の砂漠ステージでも初盤では対した出番はあまり無いが、
基本的にあまり喋らない無口でクールな性格とも思える。
40話は脱落ミッションで無事に生き残り、決闘島へ向かう船までトムラ颯也達と共に辿り着いた。
41話、決闘島では「森の島」へ転送させられて、ガルーダル側の敵の相手、フェザリー・ギバーと戦う事になる。フェザリーの分身でシグマはある物に気づき、フェザリーの本物を見つけ彼女を倒した。
43話、最終ミッション「ホルスの弓の破片を見つけ、ファラオを封印せよ」でモーリス・シューメーカーとペアを組む事でシグマは「王者と一緒とは、心強いな。」と
シグマ自身も嬉しいようだ。
44話、邪神ファラオの呪いに乗っとられた神官ザムザがガルーダル王国の王女レイラ姫を「火山の島」へ連れていき、彼女をマグマへ突き落とそうとしたその危機に西洞院ナギがウォークライのネメシスの雄叫びで、レイラ姫とザムザが逆効果でマグマに落ちてしまいそうな所、シグマはウォークライのレイスの遠距離まで伸びる腕でレイラ姫をキャッチでき、救出できた。
.....が、シグマもマグマの近くに着いてしまった所で、
ハンターが来てしまうが、西洞院ルナ曰く、(シグマが魔法の杖を放つと逆に危ないので、)シグマはその場でハンターに確保されてしまった。
46話、シグマはいつもと変わらず、怪盗アポロンの姿で、警察に追いかけられながらも、クロノス社ミュージアムで
「エニグマ」を調べていたその時にまた警察に見つかるが、シグマはその場からまた逃げて飛び回っていた所、
一人の女性記者園城マイカが怪盗アポロン(シグマ)を追って写真を撮っていた所、その無茶ぶりで彼女が落下しそうな所、シグマは偶々それに気づき、彼女を救った。
目覚めた彼女はシグマと出会い、マイカは「逃さないわよ、怪盗アポロン!」と言うが、シグマは「俺はアイツトムラ颯也とは違う。」と言って素っ気ない態度でその場から去った。
47話、次ステージ(玩具ステージ)の開始直後、ゲームマスター月村サトシがあるアクシデントが起きた事に気づき、ゲームを一旦中止するが、「カイロス社」の集団が現れ、月村サトシを拉致し連れさらわれた事件の発生後、シグマが調べていた「エニグマ」が真の目的となり、彼がそれに興味を湧いていた事で、「カイロス社」の逃走中に参加する事になった。
48話、アメリカ横断ステージからシグマの衣装が青と黒のキャットスーツのような姿になり、仮面は肌身離さずそのままで逃走中に挑む。
追ってきた園城マイカもシグマに認められ、逃走中に参加し、彼と同行する事になる。
オープニングゲームからシグマは紫色の車でひたすら走って見事ゴール。
49話、キャンプ場のマスク怪人のミッションでA3メンバーの逃走者の一人、ビーバーに追われているラビがピンチになった所で、森林の木の上に立っていたシグマがビーバーからトランシーバを奪ってマスク怪人に乗っ取られたシド・フェニックスを助けるが、そこで突如、雪之丞に蹴られて、トランシーバーを奪い返された。
カジノホテルのミッションでシグマは一人ホテル客室の廊下で走り回っていた所、颯也、シド、マイカと会い、4人でホテル営業マン4人を見つけ、チップを見せつけ、着替えた。元の服に着替えた颯也達は、他の営業マンの男性と会ってしまい、マシンガン乱射で逃げ回って逃走した。シグマの機転とシドのスター性の二人の協力で無事に助かるが、そこでA3メンバーの一人、ストロベリーとバッタリ会ってしまい、シグマはストロベリーと2人でハンターに追われ、いたちごっこになるが、シグマは天井からの出口でストロベリーと別れ、1人、ホテルの出口までにげていった。
ソルトレイクシティの列車の爆発を阻止するミッションで、「赤」か「青」のどちらかが、爆発するワイヤーで、
シグマは「赤」のワイヤーを選択し切断した。
マイカは「どうして赤を?」と言う問いにシグマは
「お前の目の色が青いから」という理由である。
見事正解で爆発は起きず、南行き側の列車は無事で、
シグマ、マイカ、パルト、サメジマ、モモはイージーエリアへ移動する事になった。
野球のミッションでは、野球選手のリック・バックナーのチームの敗北を防ぐために、シグマは颯也と協力し、野球選手として出場した。
ホワイトハウスでは宇宙人ミミックリーが現れ、キャリーや色んな逃走者に化けるが、ミミックリーが園城マイカに化けた所、偶々来たシグマは困惑するが、シグマは本当の正体を暴く為に自ら仮面で自分の眼を見せつけ、本物マイカはすぐにカメラで撮影。
シグマは偽物マイカ(ミミックリー)を見破る事が出来た。
ミミックリーの好物ハンバーガーに石像の写真をトッピングして罠を仕掛けて、石像になったミミックリーを見事捕獲して解決した。
またマイカはシグマとの連携でゼータを渡し合った所、
マイカはハンターに確保されてしまった。
シグマに「(このゲームが)終わったら、取材させて」という約束をした。
またキャリーから「ゼータ」を一度預かっていた。
ニューヨークへ、全員車に乗っているシーンで突如クイズが出題されて、シグマは1問目は「正解」で2問目は外れた。ゲームマスター狼月マコトのミッションにより、
サメジマとモモと対立する事になったが、ハンターが来て、解散した。
...が、シグマはサメジマが持っていたゼータを奪い、彼から奪ったゼータをわざと見せびらかして逃げようとしたその時、サメジマは怒り、ウォークライフォルネウスを発動し、シグマに襲い掛かる。
奇遇で現れたラビにシグマは死守しているゼータをパスして、「行けぇー!!」と叫んだ。
サメジマは標的をラビに変えるが、シグマはウォークライレイス(※短距離)で阻止。
そして、ハンターが来てシグマとサメジマ2人同時に確保されてしまった。
なお、Switch版では最初から仮面を外し素顔を晒している。
ウォークライ
レイス
右手に伸縮自在となったオーラを纏い高い建物に伝ったりエネミーの攻撃の回避をする。
関連タグ
ロロノア・ゾロ:30分後のアニメに登場する中の人繋がりのキャラ。刀を武器にしており、9話でシグマも刀を武器に戦闘するシーンがあり、ゾロを連想したファンも多く見られた。ちなみに、モーリスを演じる置鮎龍太郎氏は、30分後のアニメにてゾロと戦った敵の一人を演じていたりする。
伊達政宗(戦国BASARA):同じく、中の人繋がりで刀を武器にしているキャラクター。しかも、何の因果か、12話でシグマはあちらで政宗の好敵手となっている真田幸村(ただし流石に中の人は一緒ではなかったが)と闘っており、Twitter上でも『BASARAを思い起こす』視聴者が多く見られた。