CV:豊口めぐみ
概要
アダム・アークライトの腹心にして、シメオン四天王の一人。アークライトに対して狂気的な忠誠心と愛情を抱いている。巨乳グラマーな24歳。
直属の暗殺部隊『少女部隊』を持つ。
他の四天王が敬語を使い、様付けで呼んでいることから、実質的に四天王自体のリーダーに位置している(ただし、アルカ・シルトのみ「離瑠」と呼び捨てにしている)。
かつては「真王」と呼ばれる第8BLACKSPOTの支配者だったが、アークライトの強さに惹かれ部下となる。その際アークライトの肋骨の一部を移植されたことで彼の力を受け継ぎ(このことは旧約聖書のアダムとイブにおいて、イブがアダムの肋骨から誕生した逸話に酷似している)、より強大なニードレスとなっており、右足にはその証である聖痕(スティグマータ)が備わっている。
テスタメントに「ポチ」と名付けるなど、ネーミングセンスが壊滅的。
また、凶暴化したアークライトの肉体を「可愛い」と称するなど、彼に対して異常な溺愛振りを見せる。
「念動力(サイコキネシス)」
「キリストセカンド以来の最強の能力(フラグメント)」と言われ、自分より何十倍もの大きさもあるビルを持ち上げたりできる。
ディスクの「解析(スキャン)」によると、セトの「重力(グラビトン)」、ソルヴァの「特殊磁界(マグネティックワールド)」、梔の「香(フレグランス)」など、多くの能力の完全な上位互換能力と評されており、ディスクは離瑠との戦闘は極力控えるようクルスたちに忠告している。
他にも「幻視(アパリション)」、「瞬間移動(テレポート)」、「物質鑑定(サイコメトリー)」、「意思受信(テレパシー)」などといったあらゆる超能力を使用できる。
但し、睡眠中に寝ボケて使ってしまうこともある。
エターナル・ディストーション
直線上の相手を吹き飛ばす。
ブラックホールダストエンジェル
全ての周囲の物を吸い込む強力なブラックホールを作り出し、吸い込まれた物は超圧縮された上に、中心にある竜巻状の渦でミンチにされる。
関連タグ
【警告】これより先、ネタバレ注意!!
その正体は、イヴ・ノイシュヴァンシュタインと同じくイヴシリーズの一体であり、チョーカーのコードネームは「EVE-M」とイヴのコードネームよりも一つ若い。
イヴがブレイドのパートナーとして造られたように、離瑠もまたアークライト(本物)のパートナーとなるべくギドこと六道銀達に造り出された存在で、幼少期の姿はイヴに酷似している。
数年前、離瑠はアークライトが原因で起こった爆発事故に巻き込まれているが、彼女はカプセルの中に入っていたことで皮肉にも生き延びていた。
その時駆けつけた救助隊員に「イヴ」の名を名乗ったが、掠れた声であったために、救助隊員は「リル」と聞き間違えてしまい、その後シティの楼閣寺財団に引き取られた結果、「楼閣寺離瑠」を名乗るに至っている。
シティ編にて、ブレイド一行がアークライトのいる地下プラント「第7セクター」に乗り込んできたことから、自ら直接ブレイド達の相手をしようとするが、ブレイド本人は少女部隊と総力戦で戦うことが希望であったのか、ショックで泣きじゃくる彼に「ババア」呼ばわりされてしまう。
プラント内の全てを自らの手足にする感覚で操り、ブレイド達を苦戦させるが、一瞬の隙を突かれて、アークライトが眠っていた母胎を破壊されてしまう。
【再警告】更なるネタバレ注意!!
実は、自身が忠誠を誓っていたアークライトが偽者で、左天こそが本物のアダム・アークライトであった真実に全く気付いていないどころか、興味すら示していなかった。
最後は左天に「お前は『自分が主の一部』と言っていたのはただの勘違いだ」と酷評された挙句、黒の引力(ブラック・アトラクション)で洗脳されたセツナ達少女部隊に貪り喰われるという無惨な末路を迎えた……。
アニメ版
こちらでは、過去にアークライトによってエデンズシードを移植された描写があったことから、終盤でアークライトが左天こと「神無月鏡司」に殺された後、アークライトを復活させるために自身を「生贄」に捧げた。
原作漫画と比べて、離瑠本人にとっては救いのある結末となっている(ただ、離瑠の体内にあったエデンズシードが、第2の「ザ・セカンド」となったアークライトを弱体化させる要因にもなったが)。
こちらでもセツナ達少女部隊のメンバーに慕われていたようで、アークライトとの最終決戦後、生き残った彼女達は「サイコキネシス」という名の喫茶店を開店している。
ネタバレタグ
イヴ・ノイシュヴァンシュタイン:NEEDLESSのヒロインの1人にして、もう1人の璃瑠。