架空戦記
かくうせんき
架空戦記とは、架空の歴史や戦争を扱った形式のジャンル。
概要
主に史実とは異なる過去の歴史での戦争や、未来(近未来)の戦争をシュミレーションで描いたものに分けられる。
すでに戦前からそれらしき小説が書かれ、戦後になって現代に至るまで盛んである。
挿絵は劇画調タッチからCG、萌え的など読者を引き付ける絵は色々。
作品内容の題材は人物中心や兵器中心に分かれ、過去の場合はタイムスリップといったSF要素が多い。
過去の歴史の場合、実在の人物の生死や戦果の違い、対戦国の違い、兵器開発や超兵器の存在など、「もしもあの時~だったならば」がほとんど。
時代は第二次世界大戦か冷戦の二つが主流で、後者の場合は架空の日本や第三次世界大戦を扱うことが多い。
前近代の時代(三国志・戦国時代・南北戦争・幕末など)や現実世界とは違う異世界を舞台にした作品もある。
近年ではラノベや同人誌の興隆、ファンタジー要素や萌え要素などで新たな展開を見せている。
ただし、「事実は小説より奇なり」でもある。