天龍源一郎
てんりゅうげんいちろう
概要
ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田に次ぐ「第3の男」として台頭し、鶴田や長州力、リック・フレアーといった名選手たちと名勝負を繰り広げる。
その後SWS、WWE、WAR、新日本プロレス、WJ、ハッスルと渡り歩きメジャー・インディー問わず数多くのレスラーと対戦。
日本プロレス界に常に風を起こし続け、60を過ぎてもトップレスラーとして闘い続けた生ける伝説である。
別名「ミスター・プロレス」、「風雲昇り龍」など。
得意技はパワーボム、逆水平チョップ、DDT。他に、50代になってから編み出した「53歳(変形垂直落下式ブレーンバスター)」や、やはり50代になってから使い始めた雪崩式フランケンシュタイナーなど。
試合巧者としても知られ「パンチとキックとパワーボムだけで試合を組み立てられる」「ストンピング1発で会場を沸かす」と評価されている。
一方で、WAR時代にはルー・テーズのライバルとして活躍していたルー・キムの必殺技「満州固め(マンチュリアン・クラッチ)」を「WARスペシャル」として使用、隠し技として「裏WARスペシャル」(変形の羽根折り固め)も持っていた。
声優としてアニメに出た際は台詞のテロップが出るという対処がされていた。
また、“ミスター女子プロレス”として名高い神取忍とガチのシングルマッチをしたこともある。
マット界随一の酒豪としても知られ、様々な酒をアイスペールに注いだ「天龍カクテル」が有名(自分は飲まずに記者などに次々飲ませて潰してしまう)。
藤原喜明との「酒宴」では、果てしなく飲んだ後にヘッドバット合戦を始めたと言う逸話まである。
長らく第一線で活躍し続けていたが、2015年11月15日に現役を引退。
引退試合の対戦相手はオカダ・カズチカ。
また、この試合の際に自身の入場曲『サンダーストーム』の作曲者である高中正義がリング上から入場曲を生演奏しているが、天龍と高中はこの日が初対面だったという。
ちなみに、落語家の三遊亭円楽とは中学時代の同級生だった。
最近のpixivでは、名前繋がりでとある艦娘の耳当て?を付けているイラストがちらほら見られる。
また、何故かポケモンを特集する番組『ポケモンゲットTV』に少しだけ出演して以来、彼の名前がやたらと上げられる。