概要
「白翼公」、「最初にして高貴なる白い翼の君」。
死徒二十七祖第十七位。朱い月の最初の従者であり、最古参の三人のうちの一人。
最大の領地と発言権を持つ形式上の死徒の王。
人物
本当に強い奴に理屈はいらないという、シンプルイズベストを地でいく人物。
元魔術師で、どんなに少なく見積もっても4000年は生きている。
メレム・ソロモン曰く、頭は悪いが無能ではない。
能力
死徒たちを束ね上げており、それに相応しい最強クラスの実力者。
他の祖のような特殊な力(超抜能力)は持たず、ただ吸血種として優れていればよい、という考えを持つ。
各作品での活躍
今のところ本人が直接登場する作品はないが、様々な作品でその存在が言及されている。
月姫
「真祖狩り」を提案し、ネロ・カオスが日本で果てる原因を作った。
月姫2/The Dark Six
舞台となる儀式「アルズベリ・バレステイン」を取り仕切るが、メレムによると本質を曲解しているらしい。
歌月十夜
『月姫2』予告にてエンハウンスらしき人物に背後から撃たれているのがこのトラフィムではないかと言われている。
MELTY BLOOD
姫アルクのセリフで存在に触れられている。
800年前、彼の城に二十七祖のうちの半数が集まったことがあり、ネロ・カオスはこれに参加している。
月姫 - A piece of blue glass moon -
死徒達によってフランスの田舎町が滅ぼされた事件『フランス事変』の中に鳩を使役する死徒がいたが、これがトラフィムでは?と推測するファンもいる。
関連人物
同じく最古参の一人。
現在は白翼公を「古い」として距離を取っているが、アルズベリに出資はしている関係。
同じく朱い月の部下である祖。
ただし、朱い月に対する忠誠のスタンスは三者三様。
実質的な死徒の王である彼女とは対立している。
傘下の吸血鬼。
同じようにシンプルイズベストの完成系と評価される彼女がトラフィムを狩ることに執着していることから、「バルトメロイ家の祖がトラフィムではないか」など関連性を疑う声もあるが、詳細は不明。