概要
※本記事は『クッパJr.RPG』中盤のネタバレを含みます。
物語の中盤、ズツーダレイクにて、サプリの素材を集め、カメックの知り合いにガリナールZをつくってもらった。気がつけば、クッパJr.とカメックとモートンたったの3人。
「彼ら」はずっと、このタイミングを狙っていた…
そこへ現れたSSカンパニーの二人、スーリムとキュット(ムチオはクッパ城を見守っているとのこと)。キュットがガリナールZをクッパJr.から奪い、スーリムは毒キノコの2000倍もの毒を持つドンドクガエルを手にしていた。二人でそれらをスーパー調合すると、生物を凶暴化させるサプリ(もはや毒薬だが)、ドンドクドンダZが完成した。
ガリナールZのカプセルは、外側が爽やかな水色、中心には顔のような絵が描かれておりその部分を彩る黄色であった。しかし、外側の水色は毒々しい紫色に、中心の黄色は苦味を含んだような緑色(顔のような絵も若干変わっている)へと姿を変えた。それをなんと、モートンに飲ませて暴走させ、クッパJr.達を絶望のどん底へと叩き落とした。ドンドクドンダZを噛み砕いて飲んだモートンは「甘い」「苦い」などとあたかも味が矛盾しているかのように呟いていた。カプセルの外側の紫色の部分は甘く、内側緑色の部分は苦いのかもしれない。
そして、彼らの真の目的は、このドンドクドンダZを使ってキノコ王国を壊滅へと陥れ、王国を支配することであることが明かされ、更には自らのボスであるゲラコビッツを裏切る計画も判明する。
作用
スーリム曰く、このドンドクドンダZは全身の筋肉細胞を活性化させる上に、ドーパミンやエンドルフィンにも働きかけ、飲んだ者の潜在能力を引き出すとのこと。キュットの付け足しによると、簡単に言えば超凶暴になるということだそう。
これを服用した者たちは皆、苦しみ悶えた末に自らの心を失くし(モートンはクッパJr.たちの事がわからなくなっり蹴散らしていた)、歯向かう者たちには容赦なくぶつかっていった。
ちなみにこのドンドクドンダZの効果は、メザメ草という貴重な薬草を飲んで打ち消すことが可能。
終盤ではルドウィッグがSSカンパニーから奪っておいたこのメザメ草をモートンに飲ませたことで効能が消え去り、モートンが復帰した。
英語版では
ドンドクドンダZはMalatone Formula:X、ドンドクガエルはMalodorous Fibbianと表示される。
設定も多少異なり、ドンドクガエルの毒の量は毒キノコの100倍へと減量されている(とはいえ途轍もない量ではある)。しかし、ドンドクドンダZそのものは、全身の筋肉細胞を活性化させたりするところなどは同じだが、飲んだ者のDNAの97%を変更したり、挙句の果てに脳細胞を停止させるなど、何かと物騒である。
また、ネタバレになるため詳しくは語らないのだが、
ラスボスのモンスター図鑑によると、SSカンパニーのとっておきを発動する条件としてBFF(SSカンパニー)のメンバー3人が集まってMalatone Formula:Xを服用することとのこと。ただし、日本語版ではこの設定は存在しない。