概要
本編でメタコロ病により、混乱へと陥ったキノコ王国。その舞台裏を描いた作品である『クッパJr.RPG』にてクッパ城でもメタコロ病に感染したクリボー達が確認された。
そこへやってきたのは、SSカンパニー。「スーパーサプリカンパニー」を名乗る三人組。彼らが販売していたものは、ガリナールZ(つまり訪問販売)。
このガリナールZは、いわゆるダイエット専用のサプリメントであり、メタコロ病に感染したクリボーに飲ませると、瞬く間に痩せていき、元の姿へと戻った(ちなみにクッパが一遍に全部飲んでしまった結果クッパはほねクッパに変身してしまった)。
しかし、三人が持参したガリナールZはお試しの一錠のみで、理由はキュット曰く「とても貴重なもの」だかららしい。そこで彼らは、このサプリメントの素材(材料はギガニンジン、ゲプーキュウコン、マンネンアイスの3つ)と作り方をクッパ軍団に教え、帰っていった。
だが、このガリナールZには「とんでもないヒミツ」が隠されていた...
とんでもないヒミツ とは
※これより先は『クッパJr.RPG』の中盤のネタバレを含みます。
物語の中盤、ズツーダレイクにて、サプリの素材を集め、カメックの知り合いにガリナールZをつくってもらった。
ガリナールZを手に入れたクッパJr.とカメックとモートン。気がつけば、最初にいた「仲間」達は段々と彼、クッパJr.から離れていき、人数はたったの3人...
そう、「彼ら」は最初からこのタイミングを狙っていた。
そこへ現れたSSカンパニーの二人、スーリムとキュット。キュットがガリナールZをクッパJr.から奪い、スーリムは毒キノコの2000倍もの毒を持つドンドクガエルを手にしていた。そしてそれらを調合すると...
ドンドクドンダZが完成した。
ガリナールZの爽やかな水色、中心の顔のような絵の黄色。水色は毒々しい紫色に、黄色は苦味を含んだような緑色(顔のような絵も若干変わっている)へと姿を変えた。それをなんとモートンに飲ませ、暴走させ、クッパJr.達を絶望のどん底へと叩き落とした。ドンドクドンダZを噛み砕いて飲んだモートンは「甘い」「苦い」などとあたかも味が矛盾しているかのよう。カプセルの外側(紫色の部分)は甘く、内側(緑色の部分)は苦いのかもしれない。
そして、彼らの真の目的は、このドンドクドンダZを使ってキノコ王国を壊滅へと陥れ、王国を支配することであることが明かされ、更には自らのボスであるゲラコビッツを裏切る計画も判明する。
余談
マリルイ3本編にて、クッパ城にいるクッパ軍団は一応洗脳され、ゲラコビッツのために振る舞っており、キノコ王国全体も既にメタコロ病によって混乱に陥っている。更に、ゲラコビッツはダークスターも手に入れており、何もこれ以上陥れることはしなくても良いだろう。その上、スーリムが「この力があればゲラコビッツの奴でさえも」などと発言していることから、ドンドクドンダZに関しては、ゲラコビッツの計画とは無関係であり、彼らが自身らの目的のために立てられた計画であることがわかる。
関連タグ
マリオ&ルイージRPG3!!! クッパJr.RPG コクッパ SSカンパニー メタコロ病 ドンドクドンダZ