『あーーーーーっとキン肉バスターとキン肉ドライバーの夢のドッキングだーーーーーっ!!』
概要
『夢の超人タッグ編』にて、マッスルブラザーズ(キン肉マン&キン肉マングレートのタッグ)が使用したツープラトン。後にザ・マシンガンズ(キン肉マン&テリーマンのタッグ)が使用。
相手の二人にそれぞれキン肉バスターとキン肉ドライバーを仕掛け、キン肉ドライバーにキン肉バスターが肩車する形で空中合体し着地する。その威力はそれぞれの技の「十倍」といわれ、キン肉マンはこの技で四次元殺法コンビ、はぐれ悪魔超人コンビ、ヘル・ミッショネルズといった強豪タッグチームを次々と撃破していった。
しかし実際に行うのはかなり難しいらしく抜群のコンビネーションを誇るキン肉マンとテリーマンですらはぐれ悪魔超人コンビ戦で一度失敗している(なお、この時はテリーマン側に諸事情があったのだが)。
それぞれ単独でキン肉マンを代名詞である必殺技が奇跡的な合体を遂げるというその美しい姿と完成度は高い評価を誇り
キン肉マンII世作中ではヘル・ミッショネルズの「クロス・ボンバー」や2000万パワーズの「ロングホーントレイン」に並び至高のツープラトンと称され、
キン肉マンを代表する合体技として本作品の読者のみならず創作界全般においても非常に高い知名度を誇る。
ちなみにヘルミッショネルズ戦では、
反対にテリーマンがキン肉ドライバー部分、キン肉マンがバスターを担当するという今までの真逆でトドメをさしているが、これは単なる誤植・・・ではなく、逆にすることでキン肉マンとテリーマンの更なる力が発揮し、この形が定着したことが後の「究極のタッグ超人編」で語られている。
技名も初期版は「マッスルドッキングα(アルファ)」、ミッショネルズの逆バージョンは「マッスルドッキングβ(ベータ)」と命名され、未来から過去にやってきたネプチューンマンもこの技で敗北を喫した「β」版の方を評価をしている。
また未来からやってきた万太郎などにとってはそれぞれ単体の技は破り方は分かっているはずだが(万太郎は実際スカーフェイスやロビンにバスター、ドライバーをそれぞれ破られた経験がある)セットアップに入られた際には迫力や完成度などからドッキング直前まで破りをかけることができなかった。
パチンコ版の「CRキン肉マン夢のタッグ編」ではグレートの正体(テリーマン)を隠しているためカメハメとの混合を避けるためか、ヘルミッショネルズだろうがマッスルドッキングは「α」版のみとなっている。
カメハメはキン肉スグルにキン肉バスターを伝授した師匠であり、テリーマンはキン肉ドライバーの特訓に協力している。
またカメハメが伝授した48の殺人技にキン肉バスターは含まれるが、キン肉ドライバーはキン肉スグルが独自開発した技である。
それを鑑みれば納得の担当チェンジではあるが作品内でそこまでは明言されていない。
また、一番下のキン肉ドライバーをかけられている超人が一番ダメージを受けるのは納得できる。
それこそ十倍のダメージもあるかもしれない。
しかし「普通に考えると次にダメージを受けるのはその上のキン肉ドライバーをかけている超人になりそうなものだが…。」という疑問を抱く読者も多かったが39巻の質問コーナーにて「テリーマンは陰で特別な修行をしているので大丈夫」というアンサーが出された。
ラーメンマンほどの超人でも、キン肉ドライバー側に回ったら大きく首を痛めてしまうだろうが、テリーマンなら大丈夫だそうで。陰の努力恐るべしである。
一見適当な回答なようで、妙な説得力も兼ね備えているこのアンサー、流石はゆで先生である。
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- ボボボーボ・ボーボボ…OVER編で、序盤の敵のガンプにボーボボ(ドライバー)と天の助(バスター)が仕掛けたが、何故か味方の首領パッチもバスターを掛けられている。