解説
DCの漫画『Superboy』に登場した、半神半人のサメ人間。
本名は「ナナウエ」(ネイナウと表記されることもある)。
初登場時はホホジロザメをモチーフにしていたが、DCの世界観が一新されて以後はシュモクザメがモチーフになった。
元はスーパーボーイのヴィランであったが、現在は海洋生物に因んだキャラクターの為か、ブラックマンタ等と同様にアクアマンのヴィランとして扱われている。
DC Extended Universe
演(声):シルヴェスター・スタローン
コミック初期のようなホホジロザメをモチーフとした姿だが、筋肉質な体躯だったコミックと違い、若干小太りな感じになっている。
銃で撃たれても平気な肌と、何でも食べる強靭な顎が武器。
一方で、知能は高くなく、本能のままに人間を食べ、襲う。
本人(本サメ?)は頭がいいつもりらしい。
スーサイド・スクワッドでは、ブラッドスポート率いるBチームに参加。
眠っているラットキャッチャー2を食べようとし、他のメンバーに撃たれまくる(だが死なない)。
ラットキャッチャー2から「私たちは友達。友達は食べるものじゃない」と言われ、それ以来チームメンバーは食べなくなった。
異世界スーサイド・スクワッド
声:木村昴
本作では半神半人の設定はなくサメの姿をしたメタヒューマンとなっている。
チームメイト達からは基本的に本名のナナウエと、ハーレイ・クインからはナナちゃんと呼ばれている。
外見は原作初期にあった筋肉質ボディとなっており、短パンではなくオーバーオールを履いている。
原作同様に怪力を誇るが、本作では異世界転移の影響か生命力と治癒力が高まっており、後述の歯への行動や腹を飲み込んだ剣で裂かれても忽ち傷口が塞がっていた。
性格は『ザ・スーサイド・スクワッド』と同様、知能は幼稚園児並(第1話で書かれた肩書きはサメの姿をしたメタヒューマン、IQ幼稚園児と表記)で、一人称は「おで」というように口調も若干舌足らずになっている。基本的に食欲を満たす事のみを考える純粋無垢な性格で、満腹になると直ぐに眠ってしまう。
だが、キラークロックと対峙した際や、デッドショットが何か状況打破の一手になるべく歯を抜きだした(歯が抜けるとすぐ生え変わるサメの特性を参考にしたらしい)や相手を探るべく双眼鏡を除きだしたが自分だけのぞかせてくれないときなどにされる怒りの感情がむき出しになることがある(その被害者はクレイフェイスが大半)。
時にはデッドショットとピースメイカーの口論を諫めることもある。