リルビエート
りるびえーと
概要
コナミの看板タイトルともいえる名作シューティングゲーム『グラディウス』シリーズのプレイヤー機・ビックバイパーをモチーフに、メカ少女ジャンルの嚆矢ともいえる存在である明貴美加がデザインを行った大物。
フィギュア
当初の発売日は2011年10月27日の予定だったが、2011年12月17日に発売日が変更となった。
カラーリングは『沙羅曼蛇』の2P側のプレイヤー機・ロードブリティッシュをイメージしており、名前(Lirbiete)も同機のアナグラムとなっているが、モチーフはあくまで「ビックバイパー型」であり、機首も同機のような双胴型になっている。
但し、パーツの組み換え次第でロードブリティッシュのような形状を再現する事も可能。
その武装は「ビックバイパー」としても高い完成度を見せるが、武装神姫らしく素体に装着したり、ヒューマノイドモード(ロボット)に組み替える事も可能で、ビックバイパーからヒューマノイドモードへの変形はパーツを差し替える事なく変形させる事が可能。
尚、相方であるヴェルヴィエッタとは金型をほぼ流用しているように見えるが、相違点は主翼形状(ヴェルヴィエッタは前進翼だがリルビエートはデルタ翼)、ヒューマノイドモード形態時の頭部形状(ヴェルヴィエッタの方はトサカ状)、主翼下面にマウントされる武装の形状(リルビエートの方はミサイルポッド)等。
また、ヴェルヴィエッタはMMS3rd標準(tall)素体を採用しているのに対して、リルビエートは低身長(small)タイプを採用、ロードブリティッシュが小柄な機体というのを反映しての事か。
ゲームにて
ゲームではPSP用ソフト『武装神姫バトルマスターズMk2』のDLC専用キャラクターとして登場。
基本性格設定は「典型的な妹」らしいが、なんと公式でヤンデレじみた性格である。
但し、ここでの「ヤン」の意味は「ヤンキー」のヤン。
早い話が、「ブリっ子の皮を被ったロリヤンキー」と解釈すれば良い。
普段は猫撫で声で大人しそうなキャラを演じているが、マスターや自分に対して敵意を持っている存在や、自信満々な対戦相手を前にすると一変、ドスの効いた声で相手を脅したり怒鳴り上げたりする。
そして、何事も無かったかのようにマスターに対して振る舞う。怖い。
この性格が発現するのは一定の確率があるとの事だが、開発元がこの事を断固否定している……との公式設定あり。
口が悪い点ではマリーセレスと似通っているが、『裏表が無い分あちらの方がまだマシ』と見る意見もあれば、『全力で慕っている分こっちの方が良い』との意見に分かれている。
しかし、有料DLCのシナリオは最悪の一言に尽きる。
まず主役であるリルビエートをログ(いわゆるイヴェントの回想録)にて、まさかのマスター=プレイヤー自身がリルビエートをディスる事態が発生するからだ。
更にシナリオ中盤、プレイヤーに好意を抱く(と思われる)神姫マスター・漠手りあんが現れ、プレイヤーのリルビエートとヤン(キー)デレ対決が行われるのだが、漠手りあんが所持する神姫・ストラーフ『ザブ』のあざとい可愛さが発覚した途端、今までの見せ場が全て奪われた上に、漠手りあん登場(並びザブのあざとさが発覚)後のログには悉くストラーフ賛美ばかりが綴られると、リルビエートファンにケンカを売る内容になっている。
この為、リルビエートのファンからは「金返せ!」「ふざけるな!」「ストラーフの当て馬にするな!」等々の非難が殺到、中には「これが原因でストラーフが嫌いになった」ユーザーも一定数現れたとか……。