CV:花澤香菜
概要
映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』のゲストキャラ。目に仮面のようなゴーグルを着けた少女。
いろは達とそれほど歳が離れていないようだが、類稀なるプログラミング能力を持つゲームクリエイターとして活動しており、本作の舞台となるゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」の制作者でもある。
現在は横浜を拠点にしている模様。
演者について
演じる花澤香菜氏は映画Go!プリンセスプリキュア パンプキン王国のたからもののオリジナルキャラクター・パンプルル姫以来のプリキュアシリーズ出演で本作でも映画オリジナルキャラクターを演じる事となった。
プロデューサーの舟腰優子氏によると花澤氏が起用された理由は「ナツキのイメージをすり合わせていく上で、本編で登場するナツキの子供時代も含め、花澤さんがイメージにピッタリだなと思い、オファーをさせていただきました。」との事。
以下本作の出演発表時のコメント
プリキュアはシリーズによって、それぞれキャラクターのカラーや年齢なども違ってくるので、ナツキを演じる上で予習しておきたくてテレビシリーズを見たんですが、「わんぷり」は結構お姉さんな印象でした。
改めて現場に来て、ナツキがわんぷりのみんなと同じ年代の子だと分かって、しかもゲームクリエイターとして大人たちと対等に渡り合っているというしっかりした部分はあるので、こむぎやいろはちゃんたちよりも、ちょっと大人っぽくしたいなというのは監督とも相談をして役作りをしていきました。
動物たちはちゃんと心が通じ合っていて、話していることは分かるし、絆があるということを、真っ直ぐキラキラと教えてくれるというストーリーの流れがすごく好きなので、それを大画面で浴びて、幸せな気持ちになってもらえたら良いなと思います。
関連タグ
ネタバレ注意
ナツキが「ドキドキ♡タヌキングダム」を制作したのは幼少期の経験に由来している。
幼少期のナツキはかつての猫屋敷まゆと同様、人付き合いが苦手で友達もできず孤独な日々を送っていたのだが、ある日公園で出会ったタヌキと仲良くなった。そのタヌキに「タヌちゃん」とニックネームを付け、毎日公園に通って他の人には言えない事も打ち明けていた。学校に通うのも辛かったがプログラミングの授業だけは好きであり、当時から卓越したプログラミング能力を持っていた。だが公園が工事でつぶされてしまい、タヌちゃんとは二度と会うことが出来なくなってしまう。
タヌちゃんに会えなくなり悲しむナツキだったが、プログラミングによりタヌちゃんをモデルにしたアバターキャラクターを制作する。こうして誕生したのがムジナであり、故にムジナを一貫して「タヌちゃん」と呼んでいる。
そしてタヌキをメインモチーフにして個人的に制作したゲームが「ドキドキ♡タヌキングダム」だったのだが、これがプロの目に留まり賞を獲得、製品化に向けて改良がおこなわれ、コンシューマ作品として世に出るに至る。
予告の段階ではナツキが怪しいような演出もされていたが、今回の事件はムジナの暴走が原因でナツキにとっても想定外の事態であり、プリキュア達がゲームから脱出できるよう手を尽くしている。どちらかと言えばお助けキャラ的な活躍に徹しており、(ゲームを制作した元凶ではあるものの)目立った悪行はしていない。