ナツキ(プリキュア)
なつき
概要
映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』のゲストキャラ。目に仮面のようなゴーグルを着けた少女。名字は不明。
プロフィールによると誕生日は7月15日(ファミコンの発売日)、好きな色はターコイズブルー、好物はジェラート、趣味はプログラミングと食べ歩き、苦手なのは虫。
いろは達とそれほど歳が離れていないようだが、類稀なるプログラミング能力を持つゲームクリエイターとして活動しており、本作の舞台となるゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」の制作者でもある。
現在は横浜を拠点にしている模様。
容姿
髪型は襟足が長いショートボブで、色は上部が青、下部が水色のツートンカラーとなっている。
左耳には白い棒状のピアスを2つ付けている。
服装は白と空色の半袖のトップスと紺色のスキニーパンツと言うほぼ青系の配色。
10月8日にX公式アカウントに投稿されたプロフィールでは素顔のイラストが公開され、緑色の瞳をしている事が明らかになった。
演者について
演じる花澤香菜氏は映画Go!プリンセスプリキュア パンプキン王国のたからもののオリジナルキャラクター・パンプルル姫以来のプリキュアシリーズ出演で本作でも映画オリジナルキャラクターを演じる事となった。
プロデューサーの舟腰優子氏によると花澤氏が起用された理由は「ナツキのイメージをすり合わせていく上で、本編で登場するナツキの子供時代も含め、花澤さんがイメージにピッタリだなと思い、オファーをさせていただきました。」との事。
以下本作の出演発表時のコメント
プリキュアはシリーズによって、それぞれキャラクターのカラーや年齢なども違ってくるので、ナツキを演じる上で予習しておきたくてテレビシリーズを見たんですが、「わんぷり」は結構お姉さんな印象でした。
改めて現場に来て、ナツキがわんぷりのみんなと同じ年代の子だと分かって、しかもゲームクリエイターとして大人たちと対等に渡り合っているというしっかりした部分はあるので、こむぎやいろはちゃんたちよりも、ちょっと大人っぽくしたいなというのは監督とも相談をして役作りをしていきました。
動物たちはちゃんと心が通じ合っていて、話していることは分かるし、絆があるということを、真っ直ぐキラキラと教えてくれるというストーリーの流れがすごく好きなので、それを大画面で浴びて、幸せな気持ちになってもらえたら良いなと思います。
関連タグ
わんだふるぷりきゅあ! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険! ムジナ(プリキュア)
以下、映画のネタバレにつき未鑑賞の方は閲覧注意
ナツキが「ドキドキ♡タヌキングダム」を制作したのは幼少期の経験に由来している。
幼少期のナツキはかつての猫屋敷まゆと同様、人付き合いが苦手で友達もできず孤独な日々を送っていたのだが、ある日公園で出会ったタヌキと仲良くなった。そのタヌキに「タヌちゃん」とニックネームを付け、毎日公園に通って他の人には言えない事も打ち明けていた。学校に通うのも辛かったがプログラミングの授業だけは好きであり、当時から卓越したプログラミング能力を持っていた。だが公園が工事でつぶされてしまい、タヌちゃんとは二度と会うことが出来なくなってしまう。
タヌちゃんに会えなくなり悲しむナツキだったが、プログラミングによりタヌちゃんをモデルにしたアバターキャラクターを制作する。こうして誕生したのがムジナであり、故にムジナを一貫して「タヌちゃん」と呼んでいる。
そしてタヌキをメインモチーフにして個人的に制作したゲームが「ドキドキ♡タヌキングダム」だったのだが、これがプロの目に留まり賞を獲得、製品化に向けて改良がおこなわれ、コンシューマ作品として世に出るに至る。
予告の段階ではナツキが怪しいような演出もされていたが、今回の事件はムジナの暴走が原因でナツキにとっても想定外の事態であり、悟の連絡を受けて事態を把握するとプリキュア達がゲームから脱出できるよう手を尽くしている。どちらかと言えばお助けキャラ的な活躍に徹しており、(ゲームを制作した元凶ではあるものの)目立った悪行はしていない。
ムジナが現実世界に飛び出し暴れ出した事を知ると、仕事場から飛び出し(この時にゴーグルを外し、前述の素顔に眼鏡を掛けている)、横浜のビルの屋上でムジナと対峙する。プリキュア・プレミアキズナシャワーにより制作当初の原始の姿に戻ったムジナ、いや「タヌちゃん」に対し想いを吐露し、その最期を見届けた。
事件の終結後、こむぎ達に誘われ、エンディングでアニマルタウンを訪れている。
真の関連タグ
全ての元凶:ある意味