概要
映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』の登場人物であるタヌキ。人気ゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」の王。
ポンタとポコタの親分にあたる。首に唐草模様の緑のマフラーを巻いている。
一人称は「オレ様」で、語尾に「〜ダヌ」と付ける。
3月22日生まれで、好きな色は緑、好物はそば。プロフィールによれば何か探している物があるらしいが…。
ちなみにポンタとポコタも誕生日が同じ日のため、ゲームが開発された日あるいは発売日が3月22日と思われる。
開発者のナツキとは関わりがあるようで…。
人物像
見た目通り横暴で威圧的な性質が目立っているが、動物組と人間組の友情に感激する意外な面もある。
こむぎたちを元の世界に帰るために「ポータヌステージ」に挑むが、大量のタヌキ達を仕向けるというまともに勝負をしない卑怯なところもある。
怒りが溜まると巨大化する。
プロフィールによれば何か探している物があるらしいが…。
余談
ムジナとはタヌキの事で、かつてタヌキがアナグマ(実際はイタチ科に属する動物)と間違えられたことによるもの(タヌキはイヌ科に属する動物)。
ちなみに名前の由来には、妖怪の狢とのダブルミー二ングの可能性もある。
演者について
演じる三宅健太氏は本作がプリキュアシリーズ初出演。
仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズに出演があり、これによりニチアサキッズタイムコンプリートとなる。
三宅氏がキャスティングされた理由は監督の宮原直樹氏によると「タヌキの群衆をまとめる威厳があって少し暴れん坊なボスタヌキには三宅健太さんの声がぴったりだと思い、三宅健太さんの声が吹き込まれることをイメージしてキャラクターデザインを作成しました。」との事。
以下キャスト解禁時のコメント
今回演じさせていただいたムジナは、収録現場で「ムジナ様」と思わず呼んでしまうくらい、とても大きなタヌキさんです。監督からは「怖さや威圧感より、ムジナが心の奥底で抱えている強い想いを重要視してほしい」と伺いました。その言葉をもとに、ムジナの役作りは「大きな何かを受け止めきれず、もがき続けている子供のイメージ」で演じさせていただきました。そう、ムジナにもメッセージがあるのです。シリーズ初の、わんちゃんとねこちゃんのプリキュアが登場する、とっても新しい“わんだふる”な展開をこれでもかと大画面でお届けする「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」、是非大切な人やご家族と一緒に観にきてください。わんだふるな時間を皆さんへ!!
関連タグ
ネタバレ注意
本作品のラスボスである。
元々はナツキが昔仲良くしていた野生のタヌキ「タヌちゃん」をモデルにしたアバターキャラクターであり、容姿もゲーム中の他の狸キャラクターと大差ないファンシーなデフォルメ姿だったが、いつしか独自の自我を持つようになり、姿も現在のものに変化していく。この経緯からナツキからは「タヌちゃん」と呼ばれている。
そして現実世界に干渉する力を獲得し、動物を慈しむ心の持ち主である犬飼いろはと猫屋敷まゆをゲーム内に拉致し、永遠に閉じ込めようと目論む。動物組には当初興味がなく追い払うつもりだったが、飼い主への想いから全てのゲームをクリアしたこむぎ達を認め、動物組も永久に閉じ込める事を決める。
ナツキの助けを得て脱出を図るこむぎ達を執拗に妨害し、脱出のためのキーを巡ってこむぎがただ一匹バグ空間に落ちてしまった時、
とこむぎを誘惑するも、
こむぎは「いろはと共に生き、いっしょにおばあちゃんになる」と告げ、
最終的には脱出を許してしまう。しかし、自身も現実世界へと現れる。
そして妖怪の狢を思わせる白い細身の四足歩行の獣の姿と化して暴走を始める。理性は殆ど失われ、何かを目指して一目散に横浜に向かって走る。止めようとするプリキュア達を黒い影で攻撃するが、そこに助太刀に来たひろがるスカイプリキュアと魔法つかいプリキュアが立ちはだかる。
たどり着いた横浜のビルの屋上にはナツキがいた。彼はナツキの元に向かっていた。ナツキをゲームの世界に引き込もうとするももがき苦しむ。
最後はフレンドリングの奇跡と力で生み出された新たなダイヤハートキーを用いたプリキュア・プレミアキズナシャワーにより浄化され、生まれた時に姿に戻される。そしてナツキにその想いを告げられると、安心した様子で消えていくのであった…。
ひろプリとまほプリの一行がアニマルタウンを訪れたとき、そこにはタヌちゃんと似た年老いたタヌキがいたのだった。いつかその老ダヌキも例の石に願い事をして、ナツキと再会してくれると心から願いたい…。
真関連タグ
緑のたぬき:元ネタと思われる。
マシュー(プリキュア):過去プリキュア映画の敵キャラ。大好きな人間の友だちへの想いから、暴走等共通する部分がある。
ダークマイト/???:同年に公開されたアニメ映画のラスボスで中の人つながり。終盤で巨大化な姿となり理性を失い暴走する共通点がある。
バグスター:ある意味これに近い。
シュプリーム ← ムジナ