概要
奥浩哉のSF漫画『GANTZ』の外伝漫画。脚本:大崎知仁、作画:イイヅカケイタ。2015年に『ミラクルジャンプ』で連載開始後、『少年ジャンプ+』に移籍し2017年に完結した。全3巻。
「G」は「Girls」のイニシャルで、女子高生5人がメインキャラとして登場する。
また、本編の登場人物によく似た別人が登場する(おそらくミスリード要員)。
あらすじ
西暦2005年(※)、女子高生黒名蛍が死んだ。バス旅行の帰りだった。彼女たちの乗っていたバスが事故に遭って高架橋から転落、引率の教師や生徒たちも含め全員事故死した。意識を失った蛍は、友人たちと共に廃校で目を覚まし、二人組の男から「けだもの星人を狩れ」と告げられる。直後に動物園に「転送」させられた蛍は、異形のけだもの星人たちに襲われ、好きだった内木少年も含め、クラスメイト達を皆殺しにされてしまう。
かろうじて生き残った蛍、宮崎美子、池上季美子、森下愛、梶芽衣子の5人は、2人組の男たちと共に、次なる星人狩りゲーム「ガンツ」で生き残り、夢を叶えるための特訓を受けることとなる。
※『GANTZ』本編では北京オリンピック(2008年)がもうじき開催されるという台詞がある。
登場人物
黒名蛍 『くろな』
メイン画像参照。サバサバした所がある。陸上部出身で運動神経がいい。
宮崎美子 『メガネ』
眼鏡の少女。漫画家志望。運動神経は悪いが射撃のセンスが高い。名前が某高学歴芸能人と同じ。
池上季実子 『学級委員』
黒髪ロングでモデルの仕事もしている美少女。バスケ部主将。黒名と対立することが多い。
森下愛 『地下アイドル』
あまり売れていない地下アイドル。かなり気が強く陰険。
梶芽衣子 『ビリギャル』
毒親育ちのギャル。心に深い闇を持つ不良少女。格闘センスが高い。
藤本
どこぞの変態野郎に似ている小柄な大学生。我孫子と共に5人を鍛える。
我孫子
どこぞのテロ野郎に似ている長髪の大学生。藤本の相棒。
内木
黒名が密かに思いを寄せていた少年。けだもの星人により殺される。
登場星人
けだもの星人
動物園に出現した、様々な動物たちを無理矢理複合させたような形状の異星人。見た目は気色悪いが、パンピーならともかくガンツスーツを着用していればまだ倒せる部類。
はんぎょじん星人
水族館に出現した、全裸の女のような形状の星人。全身を液化させることで攻撃を回避できる超強敵で、無数の眷属を率いてガンツ一行を苦しめた。