概要
演(舞台):久保田悠来
玄野計の高校に転校してきた転校生。肩まである長い黒髪が特徴的。
美形、高い身長、成績優秀、運動神経も抜群といった、まさに万能的なステータスを持っている。
かつてはGANTZのメンバーで、100点を取って開放されている。
その後自室から黒い玉が現れ、「部屋に来たいひとはできるた(だ)けいッぱい人を連れてきてくだち(さ)い」とミッションへの参加条件を促され、経緯不明であるが密かに入手した銃火器を携え、新宿で大虐殺を行う。風や超能力師弟などもこのテロに巻き込まれ死亡してしまった。
そして、小島多恵を人質に取って玄野と銃による一騎打ちを行うが玄野のXガンによって死亡。再びGANTZのメンバーとなる。
戦闘では高い実力を誇り、ガンツソードを用いる。
因みに・・何故かパンダのホイホイに懐かれている。
玄野との共通点
実は玄野とは共通点と相違点がかなり多い。
玄野も彼同様、周りの人間を信用しておらず、自分に何もくれない現実より思う存分自分が活躍出来る場をくれる部屋を自分の生きる場所としていた。
玄野は家族からすらも冷遇されていたが(弟については苦手意識の範疇)、和泉も「誰も信用していない」発言から家族すらも不仲だった可能性はある。
また、玄野はかっぺ星人編以降はリーダーを務めていたが、以前のミッションでは(状況的に仕方無い場面も多々あるが)単独行動が多かった。和泉は以前在籍した頃はリーダーだったが、復帰後は単独行動がメインである。
そんな二人を分けたのは、周りの人達、何より彼女の存在だろう。
二人は同時期に彼女が出来たが(何の偶然か共通点はきっかけが罰ゲームである事、相違点は玄野がする側で和泉がされる側である事)、玄野は小島を心から愛し、部屋への依存を断ち切ったのに対し、和泉は篠崎をぞんざいに扱っており、部屋への執着を持ち続けていた。
他にも玄野は加藤や鈴木という自分に良い方面に影響を与えてくれた人達の出会いがあったが、和泉は他人を拒絶し続け、そのような人達と出会う事はついぞなかった。
和泉も開開に懐かれた時は満更でもなく一緒に戯れたり、篠崎を無意識に庇い今際の際には心から向き合った点から、人間味が皆無という訳では無い。
ある意味二人は「お互いに有り得た可能性」だったのかも知れない。