概要
CV:生天目仁美
VOMIC:藤田咲
実写映画:夏菜
舞台:浅川梨奈
あだ名：「巨乳」
身長154cm(アニメ)
自宅の浴室でリストカットして全裸でガンツ部屋に転送されてきた。テレビアニメ版、実写映画でも同様に全裸で転送されている(原作漫画では股間に生えた陰毛まで描かれているが、テレビアニメ版では乳首の露出にとどまっており、実写映画ではカット割やカメラアングルの調整によって局部が映らないよう措置がなされた)。
この時オリジナルが死亡していなかったことが後に彼女を苦しめることとなる。
学校では成績優秀で真面目であったが、母親からの過剰な期待がストレスとなり、プレッシャーとなっていた。アニメ版では逆に劣等生で、優秀な妹と比べられている。
ミッションにおいても、先に転送されていたバター犬に二度も女性器を舐められる、そのルックスの良さから二度も強姦未遂に遭うなど、苦労が絶えない。
ちなみに玄野には妄想上で犯されオナニーのオカズにされていた。
原作初期のお色気担当であり、劇中では転送シーンの他に入浴や着替え、扉絵などで裸が何度も描かれている。
また、前述の陰毛に加え女性器や肛門らしき描写も描かれている。
最初期から登場していたが、千手観音の強酸から加藤を庇い絶命する。
カタストロフィでは桜丘聖、レイカ、おっちゃんと共に命を弄ばれる。
評価
先述の境遇ゆえに同情的なコメントが多いものの、歴代ヒロインの中では不人気。その理由としては、以下のような意見が挙げられる。
- 加藤に傾倒しすぎで、玄野に対する無神経なセリフが目立つ。
- 他力本願なスタンスが多く、自発的なシーンに欠けているように見えるシーンが多い。
アニメDVDの追悼座談会においても加藤役の大里雅史から「卑怯」「自分じゃやらないことを人にやらせようとすんじゃん」「キライだけど素直だよね」とぶっちゃけられている。
もっとも、原作初期の玄野は良くも悪くも年相応の高校生であり、ねぎ星人編では「俺がなんとかして…家まで返してやるよ」と言いながらも、星人と遭遇した際には全力で逃走しスーツ未着用者との脚力の違いから岸本とはぐれてしまう、田中星人編では召集前に岸本に対して勝手に胸を揉む等のセクハラ行為に及ぶ、ミッションでは田中星人（アニメでは鈴木星人）を大量に殺害する大活躍を見せるも、肝心の活躍シーンを目撃していないなど、玄野に対し恋愛感情を抱くには無理があった。
子供が部屋に召集され混乱から泣いてしまった際には抱いてあやしてあげるなど、決して冷酷な性格なわけではない。
また加藤に対する恋愛感情は本物で、加藤のスーツが破損し危機が及んだ際には率先して田中星人を撃つ、千手観音に酸をかけられそうになった際は文字通り身を挺して守るなど、好きな人物のためならむしろ自己の犠牲すら厭わない行動力を持つ。
そして彼女もまた玄野と同じ高校生である。確かに玄野に対する態度は褒められたものではないが、玄野や加藤と違いオリジナルが生存しており、彼らにさえある帰る場所すらない中での孤独はいかほどのものだっただろうか。
彼女もまたGANTZに命を弄ばれた犠牲者だったのだ。
関連イラスト
