手首を切る自傷行為を指す。リスカと略して呼ばれることもある。
程度に応じてR-18Gに設定したり、漫画機能でワンクッション入れたりしよう。
概要
この用語は手首(wrist)を切る(cut)ことから造られた和製英語である。
英語でもこの用語が使われることもあるが、英語ではcut(切断する)の代わりにslash(切りつける)を使うことが多い。
病名として「リストカットシンドローム(手首自傷症候群または手首自傷症症候群)」と呼ばれることもあるが、自傷行為そのものが病気としては一般認知されないため暫定的な呼称である。自傷行為全般を指して言うこともある。
ロリィタ(ロリータ)系少女との精神的繋がりで捉えられる傾向もあるが基本的には関係ない。
しかし、そういった要素をスタイルに取り入れる支持者もおり、
包帯や血糊、医療系要素などを含んだロリータスタイルはグロロリとも言われる。
(Wikipediaより抜粋)
小説や漫画には、リストカットで自殺を図る登場人物が描かれることもある。しかし、人間は体内の40%前後の血液を失わねば死なない(と言われる)為、血液量の少ない手首を切るリストカットでは自殺は難しい。
また、手首の動脈は深部に位置しているので、カッターナイフ程度の刃で手首を横方向に切っても、そこには到達せず致命傷にはなりづらい。
本気でやるつもりなら、少なくともペティナイフ程度には刃がしっかりとして、腕を貫けるほどの長さの刃物で、手首から縦方向に深く引き裂く必要がある。
作者を非難する気は全くないが、くれぐれも小説や漫画の情報を鵜吞みにする事は避けたい(読者が真似しても助かるようにとの配慮かもしれないが)。ただ、出血多量による酸素欠乏症で命を落とす、後遺症が残るなどという事は充分あり得る話である。
ちなみに、当然ではあるが足首にも血管は通っており、心臓よりも下部にあることもあって、覚悟を決めた自傷行為では、この足首を切る方が成功率が高い。
実際、海外では足首を切る自殺者もいるにはいる。ただ、国によっては銃が合法的に手に入るため、この死に方はほとんど報道はされない。たまに小説などのネタで用いられる程度である。
自殺や自傷行為をする前に、先ずは原因となるものから逃げること。周囲に助けを求める事(難しいだろうけれど)三十六計逃げるに如かずと言いますから、逃げることは恥ではありません。
水商売の女性の情報を共有する場では、リストカットの跡のある女性は隠語として「イカ焼き」と呼ばれる。(祭りや海の家で提供される屋台のイカ焼きの胴体部分に複数入っている切り跡が由来)