「正義の為に命令を実行する スーパーヒーローだ!!!」
概要
CV:神谷浩史
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場するキャラクター。
新生レッドリボン軍のドクター・ヘドが生み出した、新たなる人造人間の1号機。
赤いマントと赤い光線銃、頭の突起が特徴的。
忠誠心に篤い冷静沈着な性格で、軽いノリのガンマ2号をたしなめるシーンも。
一人称は主に「私」だが、感情が高ぶった時等は「俺」。
キャラデザのモチーフはおそらくウルトラマン。
人造人間開発のモチーフとしてはおそらくヘドがファンであるスーパーヒーロー。
劇中でカーマインがマゼンタにヘドの情報を報告した際、サイン会に参加するヘドがサインを受け取っている写真に1号に酷似したヒーローの後ろ姿が写っている。
また、ヘドがレッドリボン軍への協力を渋るシーンでもヒーローのイメージとして1号に酷似…というより、1号そのままのヒーローが登場している。
漫画版ではサイヤマンX1・X2として活動するトランクスと孫悟天に感銘を受けてモデルにしており、ヘドが「敵ながらめちゃくちゃカッコいいヒーローを参考にした」と本人達に語っていたらしい。
戦闘力
Dr.ヘドが宇宙で最強の人造人間を作ると豪語しただけはあり、超サイヤ人に変身した孫悟飯と互角以上に渡り合えるほか、相手の戦い方を学習する機能も搭載されているため、戦いが長引けばどんどん性能が向上していく。
攻撃方法は肉弾戦はもちろん、光線銃での遠距離攻撃も可能。
エネルギーは17号や18号の様な永久式ではないが許容量は非常に高く、しかもエネルギーが切れるまでの間は常に全力で戦い続けることが可能で、実際に劣勢を強いられたアルティメット悟飯に対しても持久戦でかなり粘り、更にそこまで激闘を繰り広げながらエネルギーをまだ8割以上も残しているとして悟飯を驚かせた。
活躍
悪の組織と教えられたカプセルコーポレーションを打ち倒すべくヒーローとして造られたことに誇りと使命感を感じており、その為実戦テストにてピッコロの取り逃がしを危惧しガンマ2号をたしなめていた。
しかし、ガンマ2号との仲は悪くないようで、ヒーローポーズを断っていたが、最終的には付き合っていたりいなかったりしていた。
マゼンタたちのパンの誘拐には納得がいってはいなかったが、正義の為であると孫悟飯と交戦。
超サイヤ人すら圧倒して見せたが、ピッコロがパンを痛めつける演技をしたことで激昂したアルティメット悟飯に劣勢を強いられ、さらに自分たちの行動に疑問を持ち始める。
なんとか食らいつき取っ組み合いになるも、ガンマ2号とピッコロが和解し、彼らとの敵対は解消された。
しかし、追い詰められたマゼンタが死に際にセルマックスを起動させてしまい、その暴走に巻き込まれたヘドを助けに入るが間に合わず。
セルマックスへの怒りでガンマ2号とともに挑み、加勢した孫悟飯たちとともに弱点である頭部を狙う。
戦いは難色を示した頃、ガンマ2号に作戦を持ちかけられるとともにDr.ヘドの無事を知らされ、ピッコロたちとセルマックスを撹乱。
そしてガンマ2号の突撃により、セルマックスは左腕を失うが、弱点の破壊には失敗。
ピッコロのお陰でガンマ2号を救出しヘドのもとへ運び、再び戦いに戻る。
ピッコロの作戦で彼を援護するも、吹き飛ばされてしまい、最終的にピッコロは追い詰められてしまうが、孫悟飯ビーストの活躍によりセルマックスは撃破。
戦いは終結し、目が覚めたヘドとともに消え行くガンマ2号を看取る。
その後はヘドと警察へ自首するため出頭しようとしたが、今の警察には彼らほどの存在を収容できるほどの施設が無いとしてクリリンから受け入れを拒否される。
そこでカプセルコーポレーションのボディーガードとしてブルマに雇って貰う事となった。
余談
神谷浩史氏はドラゴンボールGTでポペルとロンゲを演じており、26年ぶりにドラゴンボール超での出演となった。