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そのほかのマジョリンについては「マジョリン」を参照

概要

メガバッテンに協力する「カゲ三人組」のリーダーである長女で、マリリンビビアンの姉。顔の割に体が異様に小さい青い帽子をかぶっている小柄な氷使い。

見た目通り嫌味な老婆のように悪辣な性格で、次女のマリリンには比較的鷹揚だが、末っ子のビビアンには男の娘を嫌っているのか理不尽なほど厳しい。自分の物忘れをビビアンのせいにして責め立てたり、無実だったと分かっても謝らない等、徹底的に邪険にしており、後述する重要な情報も何一つ教えなかった。

このような事を繰り返した結果、彼は優しくしてくれたマリオ達についていってしまう裏切りを招く羽目になる。

作中では2面と8面でバトルとなり、最後尾から氷の魔法を使うほか、他のメンバーをパワーアップさせたりする魔法を仕掛けてくる。

海外版での名前は「ベルダム(Beldam:悪質な魔女、鬼婆といった意味)」

マリオシリーズのキャラの中では悪い意味で異彩を放っているが、一応似たような特徴のキャラはゲドンコ星人ディメーンSSカンパニーと外伝作品ではわりかし高い頻度で登場している。

ネタバレ

実は大昔に封印されていたカゲの女王の忠臣であり、どうやってかは不明だが1000年後の世で女王復活の為に奔走し、ゴロツキタウンの元となる「1000年の扉」にまつわる嘘の情報も流していた。

また、オープニングでピーチ姫に宝箱を渡し箱を開けさせたのも彼女である(尚、件のやり取りでは原作ではピーチ姫が自ら箱を選んだが、リメイク版ではマジョリンから勧めている形に変更されている)。

終盤で遂に女王が復活し、お褒めの言葉を賜るが、一切加勢しなかったせいで、その後まさかの展開で敗れ完全に滅び去る女王を見届ける羽目にもなってしまい、パニックに陥って逃げ出した。

何故加勢しなかったとの疑問も多いが、先のバトルでボロボロだったのか、横槍の邪魔と思われたくなかったか、女王が負ける訳ないと信じていたと考えられる。

仇討ちをしなかった事も突っ込まれるが、冷静に考えれば今更巨悪の女王に忠義を尽くすより手のひら返して更生してくれた方が遥かにマシであり、責めるべきことではないだろう。

ただ、加勢しなかった理由かどうかは置いても、この時点でのマリオはかつて女王を封印したスターストーンを全て揃えていた状態であり、女王の力を過信し過ぎていたことは確かだと思われる。

ともあれ、女王亡きあとはすっかり消沈してしまったらしく、心を入れ替え、二度とビビアンをいじめないと約束し仲良くするようになった模様。その事が語られるシーンではウスグラ村にいるのだが、その後はウスグラ村で暮らしているのかどうかは不明(少なくとも何処に行ってもゲーム中に会う事は出来ない)。

黒幕ポジションであるにもかかわらず、バツガルフ程重篤なお咎めは受けなかったが、これについては仲間キャラであるビビアンの親族であることも考慮されたのかも知れない。

普通の女性語で話す。

妹のマリリンと共に、ピカリーヒルズ神殿のスターストーンを盗みに登場する。「ミニミニ」の魔法でマリオ達を小さくして苦しめるが、マリオの事を追いかけてきたクッパの協力(マリオが64のジャイアントスイングをしたため利用に近い)により、妹共々倒される。

ビビアンは別の話で単独で登場しているためカゲ三人組としての登場はなく、カゲの女王との関係も特にないなど本編とはかなり立場が異なる(一応クリスチーヌはメガバッテン軍団の魔女達だと言及している)。

関連タグ

ペーパーマリオRPG カゲ三人組 毒姉

オリー王:ペーパーマリオシリーズにおけるマジョリンに匹敵する程に邪悪で外道な黒幕。仲間キャラの親族、それ故か作中での所業に比例してお咎めが重篤ではない、最終的に改心したなど共通点も多い。