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概要編集

本作の相棒である、オリガミの少女。

兄・オリーの暴走を止めるためマリオに力を貸すことになる。

兄同様オリガミならではの力を持っているようであり、マリオがカミの手を使うには近くにオリビアがいないといけない。

頭には王冠を模したと思われる形の帽子をかぶっており、入浴時にはこれを外してから入る(元は1枚の紙なのにどうやって外しているかは、ツッコんではいけない)。


人物像編集

性格はおっとり天然で世間知らずなマイペースといったところ。マリオを含め、他人を「○○さん」(カミさまは「○○さま」)と呼び、常に敬語で話す。敵に対してはオリー王は「兄上」と呼び、ブンボー軍団は名前を呼ばないか呼び捨てである(例外としてセロハンテープは「テープさん」と呼ぶ場面がある)。敵と対峙した時の他、ビックリした時や舞い上がっている時などでは10代後半のような砕けたしゃべり方をする。

思い込みが激しく変な勘違いをすることもある(例:ボム兵を「ボム」という名前だと勘違いする)。クッパの事やキノコ王国について知らなかったり、聞いたことがない単語の意味についてマリオに訊ねたり、計算が苦手だったりバトルの重要な要素のことを忘れたり、別れ道にことごとく不正解を引き当てたりと、どことなく頼りにならない。


しかし、マリオと一緒に踊ったり、エレベーターガールの真似をしたり、マイクを前にすると歌い出したりと旅を楽しく盛り上げる他、イベントやボスバトルの時にはカミさまの力でマリオをサポートする。先に進むためのヒント(場所によってはほぼ答え)を言ったり、戦闘やボスバトルではしっかりアドバイスする。

……そのため、前々作相棒よりは有能という声も多い。少なくとも、いつでも的確なヒントを出してくれて表情も豊かで優しい性格な分あの冠より可愛いのは確かだ。


カミテープ解放より楽しい事の方が優先している節があり、OEDOランドから青カミテープが伸びているのを幸いにカミテープのついでにアトラクションで遊ぼうと考えてボム平にツッコまれた(なお、この時OEDOランドをスルーして先に進もうとすると未練たっぷりに落ち込んでしまう。もっとも、青カミテープを解放しないと道が塞がれていて下流に行けないので、どのみちOEDOランドに行く事になる)。

てんくうスパーランドの温泉には、最初は恐々していたが、いざ入浴したとたんに気に入っている(なお、服を着ているとはいえ、マリオやクッパJr.達と一緒に入っている)。

オリガミだが普通に飲食ができるようで、ミハラシタワーのレストランでマリオとオムライスを食べていた。


一方、他人の不幸に同情したり、自分のために仲間が犠牲になったのを知ってショックを受けたりと、心優しい仲間想いの一面を持つ。

天然ゆえに無意識に毒舌を口にする事はあるが、初対面の相手には自己紹介したり、浮いていて壊れそうな床に気付かなかった事を謝ったり、イロエンピツのミサイルからマリオを庇ったり、カメックに体を折り直してもらった時は礼を言えるなど、礼儀を心得ている。


キノピオ達からの評価は高く、バトルでカミさまの力を使うと、観客のキノピオ達が盛り上がる。オリガミ兵に襲われたキノピオも、話しかけてきたオリビアに怖がらずに会話できる事からも、その事が窺える(ただし、近くにオリガミ兵やハリボテ兵がいると隠れて怖がる)。

考古学者キノピオに、ヘキガの呪文を唱えるための「美しい声としなやかな体を持つ者」に任命された時は、顔を真っ赤にして照れつつもノリ気だった(そもそもこの作品で美しい声が出せそうなのは彼女くらいしかいないのだが、そのヘキガの呪文の内容はというと……)。


余談編集

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにて彼女のスピリットが登場。その組み合わせは黄色いマスコット繋がりからかピカチュウで、護衛にマリオとスモールクッパ(折りたたまれた状態の再現だろう)が出てくるのだが、そのバトルでの固定アイテムがボム兵である。これが何を意味するのか言うまでもないだろうが…… 知っている人からすれば複雑な気持ちである。


関連記事編集

ペーパーマリオオリガミキング

オリー王


クリオ クリスチーヌ ルーシー ペンキー…歴代の相棒

アンナスーパーペーパーマリオにおける相棒。敵の親玉と関係があるのも共通する。


???編集

以下、オリガミキングのネタバレに注意。





























元々は大海原のとある島に住む、オリガミ職人のキノピオの家で生まれた生きたオリガミである。

オリガミ職人はオリガミ祭りのために、オリガミに命を吹き込む「いのち折り」でオリーを作ったが、何故かキノピオに恨みを持ったオリーによってオリガミ職人は壁の中に閉じ込められてしまう。


オリビアは、その「いのち折り」を習得したオリーによって作られたのである。

オリーは自分の目的を補助する目的でオリビアを作ったが、彼女はそれを拒否したためオリーと対峙することになる。

キノコ王国についてあまり知らないのも、まだ産まれて間もなかったからである。

また、兄が紙世界をオリガミ王国に作り変えようとしている事を知ってはいるが、5色のカミテープの場所とそれを守るブンボー軍団の事は知らなかった。


一度はボム平が自分を助けるために自らを犠牲にした事を知って塞ぎ込んでしまい、「悲しい気持ちのままで、旅なんて続けられない」とひどく落ち込んでしまったが、幽霊になったボム平からアドバイスを聞いたマリオに励ましを受け、元気を取り戻した。



オリーとの最終決戦ではオリガミ職人に託されたメモに書かれていた魔法陣で巨大なハンマーに変身し、オリーを倒す。力尽きて改心したオリーの遺言からルイージ達と共に駆けつけたオリガミ職人からツルの折り方を教わり、『千羽ヅル』の力でオリーによってオリガミにされたものを元に戻した。


……しかしそれは、他ならぬ兄によって作られたオリビアも含まれていた。

キノコ王国は元に戻ったものの、マリオやルイージ達はオリビアがいなくなった事に気付き、寂しそうに祭りに展示されたオリガミ城を眺めるのであった。














大博物館を100%コンプリート(トロフィー含む)した真エンディングでは、オリガミ職人が空席のジオラマにオリーとオリビアを追加してくれる。


関連記事(ネタバレ)

デイジー姫:黄色カラーのお姫様という点が同じ。また本山一城のコミカライズ版では、マリオに惚れておりワリオランド編最終巻では意外な事実が発覚する。

弟のワン:オリビア同様上のきょうだいによって作られたキャラ繋がり(こちらは姉弟)。

消失系ヒロイン

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