ルーシー(ペーパーマリオ)
るーしー
登場作品は「ペーパーマリオスーパーシール」。
「シール星」からやってきた、王冠のような姿をしたキャラクター。一人称は「わたくし」。
英語版における名前はKersti。
クッパのイタズラで各地に散らばったロイヤルシールを集めるため、マリオの旅のお供になる。
ふしぎな力「ペパライズ」を使用してマリオの手助けをする。このため、彼女が離脱しているコースではペパライズが使えない。
また、クリオ等と同じものしり役を担うパートナーでもある。
カワイイ外見とは裏腹に高飛車で気性が荒く、オープニングではシールコメットを触ったのがクッパではなくマリオと勘違いして激怒。
マリオが弁解しても言い訳だとまた怒り、責任を取らせるという形で半ば強引に旅立たせる。
またかなりの毒舌家であり、キノピオ宅では家主の目の前で「質素な生活ね」、砂嵐で枯れ果てたオアシスに嘆くキノピオに対し、「オアシス?どこが?」と吐き捨てるなど、歯に衣着せぬ物言いが多い。
また、ものしり役ではあるが、冒険のヒントは非常に不親切で分かりづらく、風景や場所の感想を述べることが多い。
特に本作のボス戦は、適切なタイミングで適切な「モノ」を使わなければ倒すのが困難という初見殺しな設計をしているのだが、一度負けない限り彼女からヒントを訊くことができない。
加えて、モノを使わずにゴリ押しで撃破した場合は必ず彼女に「シールを使いすぎ」と文句を言われてしまう。
と、このようにアクの強い相棒キャラではあるが、ラストバトルではロイヤルシールの力でギラギラになったクッパに対抗するために自分の「キラキラ」の力を捧げることを決意し、自らをシールとして使うようにマリオに頼む。
しかし、シールである彼女を「使う」ということは、すなわちシールにとっての死を意味しており…。
「貼ってくれて ありがとう マリオ」
「わたくしの キラキラを 全部あげる。 ぜったいに 勝ってね!」
こうして彼女のキラキラの力でクッパにまともなダメージが通るようになり、バトルスロットも普通のバトルとは異なり5枠になるなど特殊な演出がなされる。
また、彼女を使用してからは、BGMも最終決戦風のきらびやかな曲調に変化する。本作でも屈指の人気曲であるが、曲名は不明である。
エンディングでは再びラベルンタウンでシールフェスタが開催されるが、そこにはいつものように怒鳴りつけるお馴染みのルーシーの姿があった。
それは、クッパ撃破後に手に入れたロイヤルシールにマリオが願った祈りが、ルーシーの復活であることに他ならなかった。
- クッパ戦は実はルーシーを使わずともゴリ押しで倒すことが可能である。その場合は戦闘後にルーシーを捨てることも可能となってしまう。
- ペーパーマリオオリガミキングでは、ダイヤ島における知恵の試練の選択肢にこっそり彼女の名前が登場している。