概要
『ペーパーマリオオリガミキング』に登場するキノピオの1人。作中ではマリオと行動を共にし、マリオも彼の長年の謎を解き明かすために協力することになる。
人物
キノピサンドリアのロイヤルホテルに宿泊しており、伝説の古代人キャプテン・ピオを探し求めている。マリオやオリビアの事は君付けで呼ぶ。
臆病な性格が多いキノピオが多い中、彼はマリオと行動を共にしてくれる。作中では巨大ハリボテサンボに閉じ込められていたのだが、オリビアの質問に対し、本人曰く「暗くて怖かったが泣かなかったぞ」と強さを見せた。なお、ハリボテサンボに襲われたのは、ハリボテサンボが彼が持っていた太陽香の香りに誘われたからである。
しかし、元は怖がりな性格のキノピオなので、フィールドではオリガミ兵やハリボテ兵を怖がったり、とあるシーンでは怖がって部屋の隅へ行きうずくまることもある(とはいえ、一部シーンはペーパーマリオでなければ間違いなくZ指定なものであるためどうか労って欲しい)。
容姿は画像にある通りに、黄色の水玉頭にTHE考古学者といった服を着ている。
ブーツカーに乗っている時、オリビアとの会話で彼女から色々な質問を受けるのだが、これがなかなかに癒される。
例:
オリビア「先生なにか歌ってー」考古学者「音痴なので断る!」
オリビア「先生!ただ呼んだだけー」考古学者「オリビア君!ただ答えただけだ」
作中では手持ちのスコップを使い、地面からコインやアイテム等を掘り当てたり、戦闘ではコインを掘り飛ばし範囲攻撃をする。たまに外れる事があるが、その攻撃力はキラ装備のエクセレントと同等かそれ以上のダメージを叩き出す。
他には、考古学者らしく古代文字を読むこともできる。さらにその古代文字をメモに書き、いつでも見られるようにしてくれる。この行為は、大海原でオリビアもしてくれる。
キノピチュ遺跡ではマリオやキノピオが踊るシーンがあるのだが、背景でスコップを振り回したり、人差し指を立てたりとノリノリで踊っているシーンが見られる。
クリア後でも同行してくれるが、黄カミテープエリアの範囲でしか行動を共にできない。
エンディングではオリガミ祭りに参加し、オリガミの椅子に座り何かをメモしている。
余談
- キノピコやキノピオ隊長の他、『スーパーマリオUSA』、『NewスーパーマリオブラザーズWii』、『スーパーマリオ3Dワールド』など、マリオの旅に同行するキノピオはいるが、ペーパーマリオシリーズにて、キノピオが仲間になって同行するのは彼が初である。
- ヘキガの呪文を唱えるイベントで違う曲を選んだ場合、ノリノリなマリオの一方で、腕組みしてただ聞いている態度を取る。しかし、まっとうな感想を述べてくれるので、興味がない訳ではない模様。
- 石板の文字から古代人と関わりがありそうなのに、火ガミ洞窟では理屈を並べて入り口で待つ事にした。しかし、洞窟内部はダメージ床や火炎放射する像など様々なトラップがある危険地帯であり、彼の理屈通り同行しなくて賢明であった。
- 考古学者のキャラクターは、『マリオストーリー』にて、チャールズという考古学者のノコノコが登場している。しかし、こちらは勝手に先行しては遺跡の罠を作動させ、挙げ句に負傷してマリオ達の足手まといになっている、プレイヤーからの評価は低い。そういった点を踏まえれば、古代文明への興味はあるものの勝手な行動をせず、終始マリオの助けになる考古学者キノピオを「有能」と評するプレイヤーは多い。
- また、前作『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では同じように古代の化石を研究している黄色キノピオの教授がいる。同じ黄色キノピオだが、特に言及もないため関連性は不明。
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ネタバレ
ついに伝説の古代人、キャプテン・ピオ(以下ピオ)を探し当てた彼(以下学者)は重大な質問をする。
学者「朝食はパン派ですか!?ごはん派ですか!?」
ピオ「コーンフレーク。」
学者「くあーッ!パンでもごはんでもないナナメ上を行く答え!」
「さすが古代人!やはり我々の人知を超えていたーっ!」
「以上、古代人の謎 解明!」
ふざけた質問ではあるが、当時の食生活を知ることが出来たと考えれば重要な質問なのだろうか…。
なお、『ペーパーマリオRPG』でも似たようなオチがある。
因みに韓国・中国以外の海外版では、食文化の違い故に「朝食にコーヒーは飲みますか?」という質問に対し、「角砂糖3つとミルクを入れる」と答えている。