概要
初登場は『ドラゴンクエストⅧ』。
剣を使って戦うニワトリの戦士で、「かまいたち」を使って攻撃してくる。
無駄にリアルな造形が、おおにわとりだのおおくちばしといった鳥系モンスターの先輩たちとは一線を画すインパクトを与える(加えて『ドラゴンクエストⅧ』は画質に秀でたPlayStation2で発売された事・レベルファイブが開発に携わった事などもあって余計にリアルさが際立つ)。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』から登場。
当初は特に取り沙汰されるようなモンスターでもなかったが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』でバギ系のコツ&アンチみかわしアップ(攻撃が基本必中する)を得たことから一気に人気モンスターの仲間入り。高い攻撃力+全体攻撃+高威力なのに低燃費という「空裂斬」とのシナジーが抜群なので、優秀なニワトリ君として多くのプレイヤーに愛用された。
次回作『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では消費MPが140という超高燃費&習得したければ何かしらのデメリット特性(低確率だが行動をサボる)を持たされるという逆風が吹いたが、それでもこいつ自身が使いやすいモンスターなのは変わらないのでそれなりの見所はある。また配信限定モンスターのエッグラ&チキーラ(元々はリメイク版『ドラゴンクエストⅣ』のおまけボス)のお供としてタマゴロンとこいつが登場する。
またこの作品ではある意味本家本元のおおにわとりが覚醒することになった。
バードファイター系のモンスター
- デスターキー
真っ黒なバードファイター。ターキーは七面鳥の事。
「おたけび」をあげて相手の行動を1ターン封じてきたり、「ルカナン」で相手全員の守備力を下げたり、「かまいたち」も使ってくる。
3DS版『ドラゴンクエストⅧ』のおまけダンジョン「追憶の回廊」では追憶のゲモンのお供として強化版の「追憶のデスターキー」が登場。
2回行動する上に「ルカナン」の代わりに「スクルト」を使って自分達の守備力を上げてくる。
相変わらずおたけびで足止めしたり、カマイタチがしんくう波になって全体ダメージになったりしているが、よりによって「つうこんのいちげき」を覚えたので足止めされたところに400ダメージ近く受けたりしたらシャレにならない。しかしザキ系やマヒが効くので意外に無力化できる。
3200もあるHPもザキが効けばイチコロ。ククールに頑張ってもらおう。
「おたけび」で怯えた相手をチキン野郎と罵るらしいが、ニワトリに言われたくないぞ。
- チキンドラゴ
暗黒神ラプソーンの居城である暗黒魔城都市の衛兵。
ラプソーンから直々に賜った剣を装備しているらしいが、コイツが落とす「バスターソード」は市販品。予備として持っていたのか、ラプソーンがわざわざ買ってきてプレゼントしてあげたのかは不明。
集団で現われては、「しんくうは」や「おたけび」を使い、奇数のターン毎に2回行動してくる。
奇数ターンに2回行動する点やしんくうは・おたけびを使う点でドルマゲスを思い出したプレイヤーもいるはず。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』ではバードファイターを最強種族にすると1~2回行動になるが、コイツの要素を取り入れたのだろうか?
ちなみに有名な魔鳥ウコッケの種族はコイツ。
関連イラスト
関連タグ
メタッピー・レティス・妖魔ゲモン:『ドラゴンクエストⅧ』出身の鳥モンスター仲間。ただしゲモンの属すサイレス系は『ドラゴンクエストⅥ』から登場していた。