プロフィール
スタート地点 | ブライトランド地方 |
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年齢 | 23歳 |
ベースジョブ | 盗賊 |
フィールドコマンド | 昼:盗む / 夜:闇討ち |
固有アクション | 闇夜の加護 |
底力 | 残影 |
CV | 田中理恵 |
人物
ブライトランド地方一の大都会・ニューデルスタを拠点とするならず者集団「黒蛇盗賊団」に所属する盗賊。盗みと「掃除」を生業としている。
どちらをとっても黒蛇のエースといわれるほどの凄腕だが、幼少期から組織の双頭である"ファーザー"と"マザー"から支配されており自由がない。ソローネに限らず黒蛇の構成員にはその証である首輪がはめられており、無理に外そうとすれば仕込まれた毒によって死に至るのである。本心では自由を望みつつも与えられた任務を粛々とこなす日々を送っていたが、その中で起こった「ある出来事」がきっかけとなって組織と決別。何者にも縛られない自由を求め、偽りの「父」と「母」を殺す旅に出る。
胸元を大きく開き、腿の辺りまでスリットの入ったワンピースドレスをコルセットで留めるようにして着用している。踊子のアグネアにも引けを取らない抜群のスタイルであり、仲間のスキラッチからは「ご自慢の体」と下卑た表現で称賛されている。盗賊団の仕事のためにそうした女性としての魅力を利用させられたこともあったようで、"マザー"からは「腐れ売女」との罵倒を受けている。体にはその"マザー"の躾による傷が残っており、また左腕に蛇の刺青が入っている。
経歴が経歴だからかクールな性格をしているが堅物というわけではなく、パーティチャットではほかの仲間をいじったり茶化すような言動をとることも多い。隠語や比喩との取り違えでキャスティとすれ違いを起こしたり、テメノスとともに殺人現場から犯人像を考察するなど、裏社会の住人らしい観点からの発言も目立つ。
動物が好きらしく、動物に対して優しさを見せる。ほかの主人公を選んだ際の加入のきっかけも、主人公が彼女がかわいがっていた町の野良犬をチンピラから助けるというもの。また、獣人であるオーシュットの尻尾を触るために気配を消して忍び寄ろうとしたり、本人からの許可を得た際は、声を上げて喜んでいる。
蛇の仲間のピルロから煙草を勧められても「長生きしたいの」と断っており、健康に気を遣う一面がある。好物は木いちご。
「掃除」道具を含め、主な武器としてナイフを用いている。ナイフの技は幼少期から"ファーザー"によって仕込まれたものであり、本人をして「俺の技を盗めたのはお前だけ」と言わしめるほど。
ナイフは服の下、左の腿に肌身離さず装備している。つまり左利きである。
服にはこだわりがあるらしく、変装するために盗んだシスターの服をダサいと発言したり、囚人服に馴染んだオズバルドや自分で服を選んだことがないヒカリに助言を与えたり、パルテティオやアグネアに服を買う話題を振っていた。
『大陸の覇者』のサイドソリスティアにも参戦。
ストーリーではまだ組織にいるころの彼女が登場。主人公のセイルに助言を与えたり、自分の技を教えたりと助けてくれる。
もちろん大陸の覇者でも実力の高さは健在である。
ベースジョブ「盗賊」
前作同様、剣と短剣を装備可能。
「盗む」「ライフスティールダガー」「フクロウ」「コウモリ」が続投。
「鬼火」は、闇属性の単体攻撃「闇夜」に変更。
「マジックスティールダガー」「SPパサー」が無くなった代わりに、ターン内の行動順が早いほど威力を増す剣技「不意打ち」を得た。「瞬速」により自身の行動速度アップも可能。総合的には前作からSP関連の持久力・サポート性能を失った代わりに、行動速度を活かした速攻物理アタッカーとしてより洗練された形となる。
盗賊奥義「盗公子エベルの鉤爪」も健在。行動速度が上がる装備で固めれば、相変わらず凄まじいダメージを叩き出す。
サポートアビリティは、
・ダメージを与えない技の使用時にたまに攻撃を行う「ついでに戦う」
・行動速度を上昇させる「行動速度+50アップ」
・被物理ダメージ時、たまに能力弱化でお返しする「トラップ」
・夜間での戦闘勝利時、獲得EXPとJPが増加する「闇に生きる」
を習得。「闇に生きる」の増加効果は学者・踊子の類似アビリティよりも大きく(+50%)、早期の育成に欠かせない。
ソローネ専用EXアビリティ「夜のとばり」は敵全体に闇ダメージを与え、さらに物理攻撃が必ず失敗する効果を1回分付与する。効果は物理攻撃1回ごとに消費され、多段攻撃ではその回数分消費されるが、全体攻撃ならば全員が付与した回数分回避できる。もっぱら追加効果の方を目当てに使う技だが、今作では闇の全体攻撃技がコレか魔導師の技しかなく、そういう意味でも希少な技。
もう一つのEXアビリティ「変装」は、味方1人に変装するもの。変装中は指定したキャラとほぼ同じ技を使用できる。特にライセンスが一つしかない”伝承ジョブ“をそのまま使用できるのは大きい。ちなみに使用する武器まで変装するため、ウェポンマスターの技も問題なく使用可能。ただし、指定したキャラの「専用アクション」「EXアビリティ」までは真似出来ず、底力ゲージも一時的になくなるため変装対象の底力はもちろん、ソローネの残影も使えなくなるので注意。
専用アクション
フィールドコマンド:昼「盗む」
人々の持つアイテムを一定確率で入手することができる。中には換金用アイテムや非売品/非授与品も含まれる。条件無しに実行できるが、失敗する可能性がある。ソローネのレベルを上げたり情報を得ることで成功率が上がる。
フィールドコマンド:夜「闇討ち」
ソローネのレベル次第で町の人々を気絶させることができる。
やっている事は邪道そのものだが、実行条件がレベルなのでシステム的には正道寄り。相手を見て実行するか選んでいるからだろうか?
固有アクション「闇夜の加護」
夜間のバトル開始時に自動で発動し、味方全体を3ターン分の強化効果を付与する。
物理攻撃力・属性攻撃力・行動速度が上昇するため、バトル開始から一気に攻勢に出るのも戦略の一つとなる。同じく夜限定で発動するテメノスの「月光の審判」との相性は抜群。
底力「残影」
発動すると1ターンに2回行動が可能(2回分の行動はそれぞれ自由に選択できる)。
体勢を立て直すもよし、ひたすら攻めに徹するもよしで、プレイヤーの戦術が試される。
関連タグ
他の主人公たち
前作のキャラクター
テリオン…前作の盗賊主人公。流れ者で孤高であるなど立場はかなり異なる。
プリムロゼ・エゼルアート…前作の踊子主人公。彼女も過酷な人生を歩んで来て、支配人から利用されたり一部を除いた他の踊り子達からいじめられていたりと近い所もある。彼女も闇属性魔法が得意。また、年齢も同じである。
※ここから先はソローネ編三章以降のネタバレがあるので観覧は自己責任で。
マザー三章で判明するが、マザーを殺す為にシスターに変装し孤児院に潜入したが、そこは孤児院とな名ばかりで実際は新たな黒蛇盗賊団となる子供達を育てる場所だった(その場にいるシスター達も本来は黒蛇盗賊団で中にはマザーに逆らって殺された女性団員もいるとか)
なお、子供を孤児院にある広い庭の『マザーズ・ガーデン』の奥にある鐘に縛り付けてムチで虐待しおとぎ話を聞かせたりと悪質な事をしていた(それ故に孤児院の守衛の老人はその事を知っていて心を痛めていた)
優秀な盗みを働いた孤児の少女ミラを同じように痛めつけていたのを見たソローネは「あんたを『おしおき』しに来た」と告げ、マザーに挑む。
そこで自身の生い立ちと実母が先代の黒蛇盗賊団の首領である事を知る。
そして、ついにマザーは瀕死の状態になりながらも彼女を罵倒したりと最期まで救いが無い外道だった。
なお、マザーを殺した後は少女ミラは自分を認めてくれた(と、信じてる)マザーをソローネが殺した事を恨むが、彼女はあえて自分の名前を伝えて立ち去った。
守衛の老人は全て知ってる上で彼女を咎めず見送った。
そして、父ノ編三章ではその黒蛇盗賊団の首領でもあるソローネの実母の名前は『マリエッタ』である事が判明する。
当時17歳のファーザーもといセバスチャン(マリエッタからは『セブ』と呼ばれていた)は当時殺し屋だった彼女に惚れ、やがて互いに惹かれ合うようになる。
彼女との間に出来た子供の為に盗賊から足を洗おうとしたが…後に運命は狂ってしまう事に。
なんと、マリエッタは黒蛇盗賊団を創った男に惚れて自分達の間に出来た子供を殺し、その男との間に子供を作った。
それが後のソローネである。
彼女を殺しマザーと共に現在のボスとなったが、その悲劇からソローネへの依存も強くなり、元からソローネを嫌っていたマザーに対して「ソローネを殺したらお前も殺す」と脅していた。
本来ならソローネは自身とマリエッタの子供となるハズだった事を伝え、これまで以上に狂いながら「最初からお前に殺される為に育てた」と告げながらソローネを襲う。
子供らしい遊びが出来なかったものの、たまに一緒に好物の木いちごを買ったりと僅かながら暖かい思い出はあったからかソローネは躊躇しながらも彼を討つ事に。
ファーザーは自分達を殺しても自由になれない事を伝えながらも娘を持つのも悪くないと答え、本当の父親に会う事を伝えながら静かに息絶えた。
息絶える前に彼に対してはソローネは初めて本音で「父さん」と呼んだ…あまりにも悲しい展開である。
彼も『蛇』に人生を狂わされた被害者かもしれない(なお、彼が落とす短剣は『マリエッタ』である)
なお、どちらかを先に殺し後から殺した方からも鍵を奪った後もソローネは『両親』の言う通り鍵を両方手に入れても外すことが出来ず自由になれない。
ニューデルスタに何かヒントがあるかもしれないのと本当の父親の存在から彼女は今度こそ自由を得る為に忌々しい思い出が多いニューデルスタに戻る事に。
※さらにここから先はソローネ編四章以降のネタバレがあるので観覧は自己責任で。
『両親』がいなくなった黒蛇盗賊団は荒れていて、自分が新しい『父』になる為に躊躇無く仲間を殺す者もいる程だった。
ソローネは新しい『父』を簡単に闇討ちした後にピルロの墓で手がかりを見つける。
一章でソローネがピルロ達と共に追っ手から逃れる際に見かけた扉こそ『全ての始まり』だった。
その鍵はファーザーとマザーを殺して手に入れた鍵である為、彼女の行動はムダじゃなかった。
その先で彼女はニューデルスタと対照的に寂しい雰囲気の街道を目撃する。
そこでマザーが治めていた孤児院にいた守衛の老人にそっくりなゴンドラの老人と出会う。
彼はソローネの実母でもあるマリエッタとも面識があり、彼女にも聞かせていたおとぎ話をソローネをゴンドラに乗せて彼女にもおとぎ話を聞かせた。
そのおとぎ話はマザーがミラを虐待しながら聞かせていたのと同じだった。
辿り着いたその先は寂しい雰囲気の城下町の『ロストシード』だった。
住民はいるが、誰もが正気じゃないくらい異常だった。
その奥にある城から赤ん坊の声が聞こえ、導かれる様に入るとそこにファーザーが言ってたソローネの実父であるクロードがいた。
ピルロにそっくりな見た目をした美形だが、その本質は敵キャラの中で最も悪質でもあり異常とも言える。
彼はダーケストの子孫で邪神ヴィーデの器に選ばれていたが、彼はそんな事はどうでも良く、何人もの女性に自分の子供を産ませ…それだけじゃなく自分の代わりにヴィーデの器に相応しい強い存在を作る為に殺し合いをさせたりと悪質である…その子供はソローネだけに限らず、なんとピルロもスキラッチもドニも…さらにファーザーにマザーも…みんな彼らの子供…つまりソローネ達は本当は異母兄弟だった。
その為の黒蛇盗賊団である事を知ったソローネは激しく動揺するのだった。
ファーザーとマザーが言う自分を殺しても自由になれないとはこの事かもしれない。
そう考えると、ファーザーもといセブは父親に恋人を奪われたとも言えるので尚更哀れだった(マリエッタもせっかく授かった子供を殺したりと明らかに異常とも言える部分があった)
さらにそのクロードは何年も生きてきた不老である(故にエクストラストーリーで「見た目だけが若い老人」と非肉を込めてた発言を)
それでもソローネは自由になる為に戦い、実の父親を仕留め本物の首輪を外す鍵を盗み自由を奪う事に成功するが………そこにあったのは血の匂いだった。
ビターエンドとも言える結末だが、ソローネ編クリア後の一枚絵は自身が仲良くしてた子犬(大陸の覇者サイドソリスティアで判明した名前はパック)と共に街を駆け抜けたりと一応救われた所もあった(そこは前作のプリムロゼに近い(因縁の相手はクロード程じゃなくても異常)とも言える)
実の親も異常だったソローネだが、ファーザーとはどうこう言いながらも悪く無かった。
エクストラストーリーで他の旅人達と共に明日を取り戻した後は彼らと共に明日を生きる事が出来た。