ナシュがヒルディブランド様の説明いたしますね~!
FF14において活躍する、旅の事件屋。
サブクエスト『事件屋シリーズ』の主役である。
この『事件屋シリーズ』は全方向ギャグに特化されており、他にも個性的なキャラクターや、歴代ファイナルファンタジーの人気キャラクターが客演している為、プレイヤーからは絶大な人気を博している。
類稀なる推理力。
輝かしく逞しい顔。
鍛え上げられた肉体。
一度聴いたら忘れられないテーマソング。
その圧倒的存在感で、プレイヤーを爆笑の渦へと巻き込む人気者。
助手のナシュ・マカラッカをオトモに、今日も彼は事件の香りを『キャッチ!』するのである。
ヒルディブランド様の解説ですぅ~!
ヒューラン族(ハイランダー)で、筋骨隆々のたくましい体をしている。
またその肉体に相応しい頑強な耐久力を備えており、爆弾や必殺技を食らっても服がボロボロになる程度で、本人はピンピンしている。
逆さまに地面に突き刺さり、犬神家の一族を髣髴とさせるのは最早お決まり。
ただし痛い事には変わりなく、事前に気ついた場合プレイヤーには不可能な速度で逃げ回り、本人的にも嫌がっている表情を浮かべる。
老け顔に髭面のせいでオッサンと扱われることが多い。
しかし年齢は23歳。更にダラガブの時間凍結の影響で5年ほど時が止まっていたので、肉体年齢は18歳である。えぇ……。
その推理力は頓珍漢そのもの……なのだが、周囲の行動や本人の強運により、何故か事件を解決へ導いてしまう。
人格面では(ついでに自身もチヤホヤされたいという願望こそあれ)他人の幸せを喜び、そのために行動を起こす事のできる善性の人である。そのためそれなりに人望はあり、ナシュに至っては心酔の域に達している。大抵は強引かつ結果論ではあるが、彼の「問題解決」は多くの人を救い笑顔に変えてしまう。
情報屋のワイモンド(ウルダハスタートの場合一番最初に話しかけるNPC)も、情報屋になったのはヒルディブランドの影響であると語り、かの第七霊災も彼の犠牲のお陰で収束したと思っている。
ヒルディブランド様は凄いんですよ~!
変顔、そして愉快なモーションのインパクトが極めて強い。
ちなみにここで培われた「表情による演出」は、以後の本編における演出に絶大な影響を残したという。
妙なポーズからマッスルなポージングを決める『事件屋のポーズ』、一家に伝わる『紳士の舞』など、多岐にわたるエモートも特徴。
ちなみにこれらのエモートはクエストクリアで入手できる。
これで今日から君も事件屋だ!
ヒルディブランド様の歴史ですぅ~!
こんな彼だが旧FF14(パッチ1.21)の宿屋実装と共に登場した古参で、第七霊災を生き抜いた英雄。
旧版サービス終了前、単身で衛星ダラガブの墜落を止めようとして「勇者屋」にジョブチェンジ。天へと旅立ったがその後の消息は不明となった。
……が、新生編終了後のパッチ2.1にて、文字通り不死鳥の如く華麗に復活。八面六臂の活躍を繰り広げる。
この事件屋クエストが好評を博した事を受け、「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」でも登場。
蒼天では正体不明の子供「ギギ」を養子に迎え、彼だけが持つ不思議な魔法を巡るハートウォーミングかつ爆笑必至の物語が展開。
紅蓮では、クガネを荒らし回る怪盗「こそドロ一匹オオカミ」と、名刀・ソボロ助広を巡る壮絶な取り逃げ事件を解決すべく奔走する。
「漆黒のヴィランズ」は舞台が第一世界という事もあり、またマンネリを防ぐ事を目的とし、残念ながら事件屋クエストは一回休みとなった。
参照:Game Watch「FFXIV」パッチ5.2「追憶の凶星」吉田直樹氏インタビュー
……が、5.3で実装されたIDダンジョン「漆黒決戦ノルヴラント」にて、彼の姿が確認できたと言う報告が多数上がっている。
ヒルディブランドに会いたい人は、ノルヴラントを何度も回ると会える!かもしれない。
そして「暁月のフィナーレ」パッチ6.15より、満を持して事件屋シリーズが復活。
「帰ってきたヒルディブランド」と題して、新たなる物語が始まるのであった。
またパッチ武器強化コンテンツ「マンダヴィルウェポン」受注条件となっている。
事件屋クエストの関係者ですぅ~!
新生編
- エリー……ウルダハで発行される経済情報誌『ミスリルアイ』の記者。「連続武器強盗事件」のスクープを追う中でヒルディブランド達と出会い、なし崩し的に同行。変装と仕掛けで予告盗難を繰り返す「怪盗白仮面」を追う事となる。
- ブリアルディアン……通称「ブリ殿」。イシュガルドの貴族にして「事件屋男爵」の異名を取る。僅かな手掛かりから推理を行い、犯人を見つける頭脳明晰なイケメンなのだが、ヒルディブランドに関わったおかげで残念なイケメンに。後に『蒼天のイシュガルド』のサブクエスト『聖アンダリム神学院記』で再登場、ギャグ補正がない抜群の働きを見せる。
- ギルガメッシュ……FF5より客演。「連続武器強盗事件」を追う中で突如として登場した怪人。離れ離れになった相棒・エンキドゥを懐かしみ、黄緑色に染めたニワトリに同じ名前をつけてペットにしている。ヒルディブランドとは「ギルちゃん」「ヒルちゃん」と呼び合う仲。
- オルトロス……FF6より客演。呪術士ギルドのヴォイドゲート実験で、うっかりこちら側に渡ってきてしまった妖異。コロセウムで雑用係として働いているが、かわいい女の子に目がないのと、トラブルメーカーなのは相変わらず。
- テュポーン……FF6より客演。オルトロスと一緒にこちら側に召喚されてしまった。ゴールドトリュフの匂いに弱く、くしゃみ一つで大旋風を巻き起こす。オルトロスの仕掛けた不正試合の要だったが……後にゴールドソーサーのイベント「暴風!はないきフンガー」に登場、ステージ上でお馴染みはないき攻撃を仕掛けてくる。
- エンキドゥ……FF5より客演。終盤、ギルガメッシュが大量のクリスタルをリソースに召喚してしまった蛮神ならぬ「友神」。久方ぶりに相棒と共に大暴れする。
蒼天編
- ギギ……クルザスで発見された魔法人形。なんとなくどこかで見たような風貌。壊れたものを元に戻す不思議な魔法を使う。記憶を喪失していたが、ヒルディブランドが「パパ」になったのをきっかけに、自分のルーツと魔法の意味を探す事になる。
- キール・ブライム……イシュガルド正教異端審問官。上司はシャリベルで、相当恐ろしい存在だったらしい。ギギを異端の存在と見なして追求するが、その場にいたゴッドベルトを見て「仮に異端として告発しても決闘裁判で自分が死ぬ」と判断、保留とした。その後はギギの記憶回復と詐欺事件解決に同道したが、その中で少しずつ変わってゆく事となる。
- 壮年騎士団……ドリス、オルランド、ゴンスパルの三人組。蒼天騎士団を騙り、貴族の令嬢相手に詐欺を働いていた。その名の通り壮年……もとい老年。往年の若さを取り戻す為にギギの持つ魔法に目をつけ、手に入れようとする。
紅蓮編
- こそドロ一匹オオカミ……FF5より客演。クガネの街を駆け回り、富豪から盗みを働く義賊の人狼族。クガネの「闇」を知っており、名刀・ソボロ助広を巡る壮絶な取り逃げ事件に関わってくる。
- ヨウジンボウ……FF10よりダイゴロウと共に客演。ソボロ助広の持ち主アケボノに雇われていた。その正体は……後にゴールドソーサーのイベント「一閃! 斬魔・デ・三昧」に登場、妙技を披露する。
- シグレ……赤誠組に入隊を希望する侍。事件を解決して入隊資格を得ようと頑張る中、何故か髪型と衣装がアグレッシブな事になっていく。
暁月編
- デリオン……雑誌「オカルトファン」の記者で、怪しいゴーグルが特徴。終末の災厄は異星人による陰謀だったという自説を掲げて取材を強行、とうとう成り行きで月までついてくる事になった。
- コヨコヨ……FF8より客演。水色のぽよぽよしたエイリアン。突如としてヒルディブランドをUFOでアブダクションして月へ連れてきたが、実は……登場にあたり、生みの親である野村哲也による監修がばっちり入っている事が、吉田P/Dの口から明かされている。
- ブラディヒルンド……コヨコヨの技術によって創造されたヒルディブランドの複製(コピー)……なのだが、前時代的なローポリの姿とピコピコ音のテーマ曲を持ち、キメポーズもちょっと違う。引っ込み思案で自己評価は低いが計算能力は極めて高く、UFOを撃ち落とした高射砲の角度と弾速と方角から墜落現場を特定するなど大活躍。優雅に空気椅子で茶をしばきながら解を出す(インターネットミーム「Math Lady」のパロディ?)。
ヒルディブランド様の関連イラストですよ~!
ヒルディブランド様の関連タグですぅ~!
ファイナルファンタジー14 ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア
この先ネタバレがあるので注意して下さいね~!
フルネームはヒルディブランド・マンダヴィル。
英語版では『Hildibrand Helidor Maximilian Manderville』。
ウルダハの大富豪・マンダヴィル家の御曹司である。
もっとも本人はその事を全く気にしておらず、鼻にかける事もない。紳士ゆえ。
「パパ」こと父は現砂蠍衆にして娯楽施設「マンダヴィル・ゴールドソーサー」のオーナー、ゴッドベルト・マンダヴィル。別名「エオルゼア最強の彫金師」「白髪鬼」。
「ママ」こと母はジュリアン・マンダヴィル。一児の母とは思えない若々しさを誇る、旦那をもしのぐ最強の実力者。フライパン一つで相手を戦闘不能にし、ゾンビ状態すら回復させる料理を作る。
関係が明かされる前でも、パパがブロンズレイクのちょっとしたサブクエストに登場しており、パンイチの金ぴか像がゴールドソーサーのラウンジに鎮座している事から、これで気づいたヒカセンもいるかもしれない。
家業である彫金師・宝飾商の道をあえて選ばず、事件屋の道を志している。