概要
赤色(もしくはオレンジ色)のスライム。
初代『ドラゴンクエスト』で初登場。
特徴
普通のスライムよりほんのちょっとだけ強い。
数多くのドラゴンクエストシリーズに出演し、モンスターズでもほぼ皆勤しているのでみんな記憶には残っているのだが、本当に普通のスライムと「ほんのちょっと」しか強さが変わらないので、あまり印象に残らない。
ある意味で地味キャラの代名詞として有名になっている。
モンスターズでは配合で作らないと仲間にできない作品が多く、ちょっぴり手間がかかる。
『ドラゴンクエストⅢ』においては終盤でようやく登場し、スライムと大差無い戦闘力であるにもかかわらず、モンスターレベルが63（ボスと同じ）とやたら高くて中々逃がしてくれないという特異な性質を持っている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではスライム系のEランクとして登場。位階配合で生まれる他、名もなき島で野生個体をスカウトすることもできる。シナリオで事実上最初のデイン系スキル持ちとなるが、この作品ではボスにデイン系特技が通りやすいため、スキル「メラ&デイン」目当てで入手するのもアリだろう。
漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』ではスライムのメスであるともいわれる。
小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』や『ドラゴンクエストⅥ 公式ガイドブック』では「雑食化したスライムの亜種」ともされていた。
「ベス」の意味
メスであるということから「beth」から来ているのかもしれないが語感がいい単語を適当に選んだだけかも知れない。「ベス」はヘブライ語で「2」という意味があるので「二番目のスライム」という説も。
また、容量の問題でカタカナの『メ』や『・』が入れられなかったため「スライム・メス」が「スライムベス」になってしまったという説も存在するが、同作にはメイジドラキーやメーダが存在するため「メ」の字の収録は確認されている。
なかまたち
- モリモリベス
もりもりスライムの上位種。キングスライムと普通のスライムの中間みたいな体型。
- ベスキング
スライムベスもキングスライムになりました。
バブルスライムの変種だが、オレンジ色のスライムとしては後輩。キューブ型。
モンスターの力の源「マソ」の鉱石でできたスライム。ゴールデンスライムの系列だが、コイツを作るのにもりもりベスが要る作品が多いため無関係ではない。
すらもりに登場するリボン付きベス。2以降は味方として戦ってくれる。
関連イラスト
