カマバッカ王国
かまばっかおうこく
概要だわ~♪
『偉大なる航路』の前半に位置するモモイロ島を中心とする王国。エンポリオ・イワンコフが治めているが、革命軍幹部という立場上国を空けていることも多いので、"彼"は「女王・永久欠番」という位置付けらしい。
そんなカマバッカ王国、名前通りのオカマだらけの国であり、ダヨーンをより酷くしたような顔ぶれが揃っている。動物までも青髭があり、そこはかとなくカマっぽい。
こういう島なので誰が呼んだか第2の女ヶ島。しかしこっちはオカマしかいないので、当然女など皆無。同様に女ゼロの大所帯はバラティエもあったが、海賊顔負けの荒くれコックが集うあちらに対して濃ゆいオカマばっかりなので絵面がスゴイ。
こんな具合でギャグにしか見えないものの、実はニューカマー拳法一派の総本山という側面があり、住民はほぼ全員が拳法家(ニューカマー拳法使い)で並みの海兵や海賊を上回る戦闘力を有する。特にイワンコフの直弟子たる99人の師範代クラスに至っては、2年前のサンジと互角以上に渡り合う実力者揃いという武闘派の集団でもある。
アニメによる補足描写に至っては寧ろ2年前の時点ではサンジでは手も足も出なかった程で、サンジの蹴りが脳天に直撃しても「効かな~い」と一顧だにせず襲い掛かった。
また、ニューカマー拳法が健康法としても優れた一面を有することに加え、オカマたちの「魅力あるオカマである」ことに対する並々ならぬ拘りと矜持から、美容・健康の文化も非常に発達しており、こと地元料理の完成度に関しては一流コックのサンジも驚愕するレベル。
「料理は体作りの基礎」という考えに感銘を受けたサンジはレシピを請うが、秘伝のレシピをおいそれと伝授してもらえるはずもなく……。
イワンコフから「新人類拳法師範99人に勝利し、レシピを奪ってみろ」という条件を提示され、男をかけてバトルに明け暮れるのであった。
原作での関わりぃ〜♪
2年前のシャボンディ諸島でバーソロミュー・くまに敗北し、サンジはここへ飛ばされた。当然ながら、女好きのサンジにとっては「地獄(※本人談)」であり、必死で逃げようとするも逃げきれず捕まり、一時はオカマライフを過ごすハメになった(なおそうして脚力が鍛えられた結果、月歩を体得した)。
結局インペルダウンからイワンコフが脱獄し王政復古した後、サンジはイワンコフからの情報と新聞のルフィのメッセージを知り、ここで2年間修業をすることを誓う。イワンコフの与える試練を乗り越え、2年後により強い肉体と料理の腕を持って麦わらの一味に復帰することとなった。
サンジはここで2年独り残されていた。
一時はその暴威に屈し、男を捨ててしまう寸前にさえなった。
しかし、数多の苦難を耐え、無事に生き延び勝利した。
後にバルティゴが黒ひげ海賊団により壊滅させられた後は革命軍本部となった。
流石ニューカマー達は瞬く間にサボやモンキー・D・ドラゴン達でメロメロになっていた。
なお革命軍の拠点であるにも拘らず未だに世界政府から攻撃された描写はない(知られていないだけかも知れないが)。
というより、今現在の世界情勢で更にこんなところにちょっかいをかけようものなら、海軍としても首が回らなくなる可能性があるため、手を出したくても出せないというのが実情かと思われる。
(決してこんな所に手を出したくないと思ってるからでは無い。多分)