概要
特級呪詛師・夏油傑が呪霊操術で取り込んでいた呪霊の1体。等級は準一級。
ギョロ目と大きな鼻、猪のような牙を持ち、坐禅を組んで浮遊している。
乙骨憂太と狗巻棘の任務の際に乱入する形で召喚され、2人をそこそこ苦しめたが、最終的には憂太のサポートを受けた棘の呪言「潰れろ」で全身を押し潰されて祓われた。
アニメーション作品「劇場版 呪術廻戦0」では青い体色だということが判明し、スマホゲーム「呪術廻戦ファントムパレード」では正式名称が「大鼻の呪霊」だと判明した。
能力
後述する術式による遠隔攻撃を主とする。
特定の位置からあまり動かない習性を持ち、そこを突かれて倒された。
術式
片手で印を結び『ゾんば』という詠唱を唱えて敵の頭上から光の柱を発生させて攻撃する術式。
道路の舗装を砕く程の威力があるが、照射されてから破壊が起こるまではタイムラグがある。
余談
- アニメ版「懐玉・玉折」のOPアニメでは、五条と夏油が呪詛師集団Qと戦うシーンにおいて虹龍やエイ型の呪霊と共に登場しており、戦闘員に上述した術式で攻撃していた。このことから高専時代(11年前)からこの呪霊を使役していたことが明らかになった。
- 『呪術廻戦0』における商店街への投入は、あえて五条が知っているであろう呪霊を差し向けることで、わざと高専側が夏油の関連に気づくように仕向けたのかもしれない。