概要
『宇宙メカライオン ギャレオン』から齎されたオーバーテクノロジーをGGGエグゼクティブスーパーバイザー『麗雄』が解析、再現した『GSライド』より抽出されるエネルギーを利用した反重力場発生装置。起動時は緑色に発光するのが大きな特徴。『ガッツィ・ジオイド・ガード』時代では試験運用中の理由から『エリアⅥ 三式空中研究所』と『ヘキサゴン(中央部)』のみに備えられ、緊急時に対応。『ガッツィ・ギャラクシー・ガード』時代は機動防衛艦『ディビジョンフリート』に正式採用され、『ディビジョンⅢ 百式指令部多次元艦スサノオ』『ディビジョンⅧ 再撃多元燃導艦タケハヤ』に『リフレクタービーム』のエネルギー供給元として用いられ、空中での飛行が不可能だった『ビークルロボ』にも小型サイズが組み込まれ、単独での飛行と海上走行も可能になるが、元から組み込まれる前提で産み出された純粋な戦闘用『ビークルロボ』(竜シリーズの龍兄弟、竜龍姉妹)とは性能面ではやや劣る。
当時は『原種大戦』真っ只中の時期から小型化に時間が掛かり、暫定的処置としてブースターポッド装備の『ステルスガオーⅡ』が造られ、そのノウハウから後継機『ステルスガオーⅢ』が産まれ、『リンカージェル』透析機能を付与した『グリエノイド』を経て『翔竜』へと受け継がれた。
宇宙航行にも対応出来るものの、『原種木星圏決戦』後に地球~木星間を戦闘でのダメージを負いながら片道3ヶ月掛かった(それでも現行のどの宇宙移動手段や観測衛星よりも滅法速い)。この事を踏まえ、後継機に当たる新型『ディビジョンフリート』には改良型の『レプトントラベラー』を搭載する。