概要
みじん切り、ないし千切りにしたキャベツと他の野菜にドレッシングをかけたサラダ。キャベツ以外の野菜には、ニンジンやコーンを使うことが多い。他にリンゴやパイナップルなど果物を使うことも。
ドレッシングはマヨネーズやフレンチドレッシングがよく使われる。他のサラダと異なり、予めドレッシングで馴染ませるのが特徴で、食感もしっとりしている。
語源
オランダ語で「キャベツサラダ」を意味する「koolsalade」が、短縮された「koolsla」という18世紀に出来た言葉が由来。ただ、アメリカ合衆国やイギリスでは、1860年代まで「cold salade」と誤解されていた。その後、「cole(アブラナ科の植物)」と、刻みキャベツを基本材料にしたものを意味する「slaw」を組み合わせ、「coleslaw」と呼ばれるように。
歴史
古代ローマから食べられていた古い料理。18世紀に瓶詰めマヨネーズが発明されると、人気が高まった。かつてドレッシングには、サラダ油と酢、またはヴィネグレットソースが使われていた。