「待たせたなザコ共。ハグは後だ。」
概要
漫画『ダンダダン』の登場人物。
ロボ&美少女が大好きな、典型的な中二病を拗らせたモテたい系男子。オカルンと同じC組のクラスメイト。
自称『疾風のアルベルト』『坂田ジエンドオブペガサス金太』。
人物
想像力が豊かで口を開けば下ネタが飛び出す(ただしこれはモモ達がオカルンの金玉捜索中にした会話を流行りの雑談テーマと誤解した為)。
そのせいでモモからは「エロ助」呼ばわりが定着してしまっている。
しかしリアルで女子との御縁が無さ過ぎる当人は美少女相手なら罵倒されても構ってもらえたと喜ぶツワモノで、モモの事も「綾瀬の姐さん」と呼んで積極的に子分ムーブで絡んでいる。
自身に誇れる物が何もないことがコンプレックスだが、好きな物は徹底的に愛して裏切らず、深淵の者との決戦時には、愛するロボットとヒロイン、そして初めて出来た仲間達のために立ち向かった。
戦闘能力
「大きい物のイメージなら、この僕に任せな!!」
「ナノマシンといえばSF、SFといえばこの僕、坂田金太だ!!」
自身の身体能力はターボババアに取り憑かれる前のオカルンにすら劣るようだが、美少女との青春及びロボットアニメ等SFメカニクスへのこよなき憧憬が裡に燻るブンドド妄想力の権化。
厨二病生活が醸成した神業級のイマジネーションは、宇宙最高の技術力を有する全知全能の超存在・ルドリスから綾瀬家に提供された、想像力を完全再現する万能変形構造材『ナノスキン』を、様々なメカに具象化し誰より巧みに使いこなす。
彼の魂が地球の常識と重力から解き放たれる時、ありとあらゆるスタイリッシュメカアクションが縦横無尽に機動する。
最強の切り札はナノスキンを総動員して構築するスーパーロボット『グレートキンタ』。
オカルンや桃らが総掛かりでも倒せない巨大生物とも実質単騎で渡り合い、尚且つ頭脳的な戦法まで織り交ぜて撃退してのける。
- グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)
「ボク、いやオレはね。巨大ロボットに乗るのが夢だったんだ!!」
「だから数多のロボットアニメを見て、何万回もイメージしてきた」
「いわばオレはロボットそのもの、いや、ロボットがオレだ!!」
菩薩の顔をしたナノスキンの巨大ロボ。桃が「大きなもの」から連想した仏像のイメージ等、他の搭乗者達の雑念が混入して全体で見ると少々デザインがとっ散らかっている。
- グレートキンタ(侵略者決戦版)
「帰ってきたぜ。オレの場所に」
「このグレートキンタを1番上手く扱えるのはよぉ、坂田ジ・エンドオブジョイトイペガサス金太だああああ!!!」
一緒に乗り込んだバモラの怪獣スーツのイメージが反映されたと思われる角と尻尾があるが、ゼータよりさらに巨大で洗練されたデザイン。深淵の者との総力戦時には、東京タワーを持ち構えて東京スカイツリーを振り回す侵略者と対決する。
その他バイクやジェット、空中飛行ボードまで構築し器用に乗りこなす等、最早厨二病患者という言葉では申し訳なくなるくらいの技量の持ち主。
反面、巨大怪異のような極めつけの脅威相手でないと、ここぞという見せ場が回って来ないため、「肝心なときにしか役に立たない奴」とも言われている。
余談
アニメ1期ではまだ登場もしていないがアニメ9話にて黒板に日直として彼の名前が書かれていた。