- 9mm (9mmパラベラム弾、9mmルガー弾)
主に拳銃に用いられる銃弾。
.45ACP弾と比べて単純な威力は劣るが装弾数と低反動性に優れる。
このためサブマシンガンなどにも用いられる。
またこの銃弾を用いる拳銃を「9mm(きゅうみり)」と呼ぶ事もある。
全長が19mmのため9×19mmと呼ばれる事もある。
- 9×18mm (ソビエトロシアでは9mmが拳銃を装填する)
9mmマカロフ弾。
9mmパラベラム弾に対して旧東側諸国で用いられる拳銃弾
特性はほぼ同じでパラベラム弾の9×19mmに対して全長は18mmである。
- 9x17mm(9mmクルツ)
9mmパラベラム弾の薬莢を短縮し、小型拳銃向けにしたもの。
欧州では9x19mmは民間向けは禁止されている国もあるため、民間用の9mmといえばこれ。
- .38spl(.38スペシャル)
リボルバーで多く使われている9mm弾。
- .357mag(.357マグナム)
.38スペシャルの薬莢を延長し、装薬量を増やしたマグナム弾。
.357magが使えるリボルバーでは.38splが使える事が多い。(.38splとは上位互換なので)
なお、なぜ銃弾の径が同じなのに.38と.357と違うのだろうか。
その答えは『.38は薬莢の径で.357は銃弾の径』ということである。
これはもちろん「間違えて装填しないように」との配慮で、
実際には薬莢の長さも違うので.38口径弾対応の銃に装填する事は不可能となっている。
- .357SIG
SIG SAUERが開発したボトルネックカートリッジ弾。
.40S&Wの薬莢をライフル弾のようにボトルネック化して9mmの弾頭を取り付け、高初速を実現した。
- 9mm (愛称)
邦楽ロックバンドの「9mm Parabellum Bullet」の略称。
このイラストへのタグとしての方が多勢?
- 9mm (機関けん銃)
9mm機関けん銃は警察予備隊時代に米軍から貸与された11.4mm短機関銃(M1・M3)を更新する用途ではなく 、空挺部隊等の指揮官用の自衛用火器として9mm拳銃の後継として採用された。
なお、9mm拳銃が9mm機関けん銃に更新されたものではなく、9mm拳銃は現在も自衛用、近接戦闘用火器として使用されている。
関連タグ
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