概要
自身のスタンド「ラバーズ」をジョセフに寄生させて人質にとり、承太郎達をコケにし続けた鋼入りのダンことスティーリー・ダン。
しかし、奇策でラバーズをジョセフの体内から追い出され、承太郎に寄生させようとするもスタープラチナ超人的な視力とスピードの前に捕らえられて失敗し、一転して土下座し泣き叫びながら命乞いをし始める。
だが案の定それは演技であり、今度は近くに居た女の子にラバーズを取り付かせ人質に取り、ナイフ片手になおも承太郎に襲いかかろうするが、花京院の「ハイエロファントグリーン」にラバーズを触手で縛り上げられ、身動きを封じられた挙げ句女の子の体内から引きずり出されてしまう。
ダン「わっ……ゆるしてくださーいッ」
自身が完全に詰んだことを悟ったダンは再び掌を返し、今度は本当に命乞いをするが……
承太郎「ゆるしはてめーが殺したエンヤ婆にこいな……おれたちははじめっからてめーをゆるす気はないのさ」
当然、今まで数々の非道を行ってきたダンを承太郎も仲間達も許すつもりなど無かった。
ダン「DI……DIOから前金をもらってる……そっ それをやるよ」
自分が殺した、DIOへの忠義を最期まで貫いた婆さんとは対照的に我が身可愛さに主人のDIOへの忠誠心まで捨て去ろうとするダン。そのあまりにあんまりな醜態を見た承太郎は嘆息する。
承太郎「やれやれ てめー正真正銘の史上最低な男だぜ……」
「てめーのつけは金では払えねーぜッ!」
その無慈悲な宣告と共に原作では3ページ52発、アニメでは66発のオラオラのラッシュをダンに叩き込んだ。
ダン「うげっぐあっ〜〜!!」
全身にくまなくスタープラチナの打撃を叩き込まれた史上最低の男は煉瓦の壁を突き破って倒れ伏し、悪事のつけを文字通り身体と命で払わせられることと相成ったのであった。
ダンが再起不能となるのを見届けた承太郎は「つけの領収証だぜ」と言いながら自分の名前が書かれたメモを残し、その場から立ち去るのだった。