飛び出していけ 宇宙の彼方
目の前をぶち抜く プラズマ
ただひたすらに見蕩れていた 痣も傷も知らずに
何光年と離れていても 踏み出した体が止まらない
今君の声が遠く聞こえている 光っていく
概要
米津玄師の楽曲。TVアニメ『機動戦士GundamGQuuuuuuX』及び劇場映画『機動戦士GundamGQuuuuuuX-Beginning-』主題歌。
2025年1月9日に行われた「米津玄師 2025 TOUR」仙台公演でサプライズ発表され、翌10日に予告編とともに正式発表。
米津氏曰く「もしもあの時」をテーマとした楽曲で、久しぶりに「(編曲等含めて)全部一人で作った」とのこと。
余談
- 歌唱担当の米津氏はガンダム作品では『機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争』が好きであり、好きなモビルスーツはケンプファーであることをテレビのインタビューで語っている。そして意図したものか偶然なのかは不明だが、歌詞にあるネイビー(ブルー)の16進数コードは『ポケ戦』の舞台となった宇宙世紀年数とおなじ#000080だったりする。
- 少年時代は100円のガシャポンでガンダムのフィギュアを購入する等普通のガンダム好きの少年だったという。
- 楽曲の全てを自分で作ったのも、昔を思い出し音楽を作り始めたばかりの頃に戻ってみようと思ったからだとか。その為なのか「ハチっぽい」という声がチラホラと聞かれる
関連動画
フルスコア
PV
関連タグ
米津玄師 機動戦士GundamGQuuuuuuX 機動戦士GundamGQuuuuuuX-Beginning-
感電:電気と縁があるタイトルつながりなのか、PVに「止まった自動車の中から不思議な光景を見る」「米津玄師が(感電では宙に、Plazmaでは水で)浮く」という共通点がある。
翔べ!ガンダム:「銀河へ向かって翔べよ」という歌詞があり、これを意識したものかは不明だがサビの歌詞と重ね合わせたファンが多数。
ジェリド・メサ:これも意図したものかは不明だが、歌い出しの歌詞が『機動戦士Zガンダム』冒頭のあるシーンを連想させるものであったため、彼の運命の分岐点とネタにされている。なお、歌い出しがよく言われるが、2番でも「不意に出たあの声を きつく飲み込んでいれば」とツッコまれる形になっている。
ニコニコ動画では問題のシーンと本曲を組み合わせたMADがジェリドの行動を編集して何本も投稿されており、PlaZmaシリーズとしてニコニコ大百科に記事が作られるまでになっている。
この先は、現在公開中の映画「機動戦士GundamGQuuuuuuX-Beginning-」のネタバレが含まれております。閲覧の際は注意してください。
もしもあの改札の前で 立ち止まらず歩いていれば
もしもあの裏門を越えて 外へ抜け出していなければ
仰ぎ見た星の輝きも 靴の汚れに変わっていた
アマテ・ユズリハ:あの改札の前で立ち止まってしまったこの物語の主人公。逆説的に幸せに生きる事ができないと断じられてしまった彼女の運命は……?
アムロ・レイ:あの時裏門ならぬシェルターの扉を越えて外へ抜け出さなかったと思われるために、あの物語の主人公にならずに済んだ少年。歌詞からアムロを連想した者も少なくなかった。彼がどうしているか語られるのだろうか…
ハマーン・カーン:アマテの正体ではないかという説が挙がっている人物。仮にアマテ=GQuuuuuuX世界線のハマーンであった場合、本来のハマーンはあの改札の前で立ち止まる事のなかったアマテとなるが、その末路は幸せと言えるものではなかった(なお、上記の歌詞も「幸せに生きていただろうか」と疑問形となっており、幸せになれるとは言っていない)。