小野小町(Fate)

おののこまち

『Fate/Grand Order』に登場するキャスターのサーヴァント。

プロフィール

2025年バレンタインイベント『小野小町古今抄～雪消月のキラキラ蓮華～』開始と同時に実装される。

マスター	筋力	耐久	敏捷	魔力	幸運	宝具
藤丸立香	C	C	C	B+	EX	B++

道具作成（D）
陣地作成（A）
???
小町伝説・容彩（A）
恋のうた（EX）	―――詩歌に込められた、熱くふるえる恋心。
篁のむすめ（B+）	小野小町のルーツとされるものは諸説が存在する。カルデアに召喚された小野小町は、小野篁を父ないし祖父として認識。時折「お父さま―――嗚呼、お祖父さまだったかしら」と告げては、小野篁らしき霊体を一時的に召喚し、攻撃手段として扱っている姿が見受けられる。小野篁は平安前期に実在した貴族にして歌人だが、閻魔大王に仕える冥官としての伝説がある。霊体として顕れるのは、冥官としての小野篁であるようだ。

美しきものさえいつか儚く散る。

―――花の色は　うつりにけりな　いたづらに

わが身世にふる　ながめせしまに。

小倉百人一首の九つ目に数えられるこの名歌は、散って色あせてしまう桜のさまに己が美しさの衰えを重ねた、小野小町の詠んだ一首とされる。

他にも、能『卒都婆小町』、絵画『小野小町九相図』等々、絶世の美貌を具えていた小野小町が衰えてゆくさまは、形を変えながら各時代で伝えられてきた。

それはもはや、小野小町という一個人のみならず、『美の終焉』という概念を扱った伝説と言えるだろう。

真名解放と同時に、概念としての小野小町を象徴する巨大な桜が咲き誇り―――そして散る。

これを目にしたものは、まさに『九相図』に描かれるように、衰え、倒れ、朽ちてゆく。

事前予想では和泉式部、与謝野晶子、菅原孝標女、かぐや姫、紀貫之などが多かった。
キラキラの○○という仮称は同じくバレンタインイベントが初登場の清少納言と共通している。
立ち絵発表時、前のイベントに登場した黒姫に続いての眼鏡+メカクレだったため、案の定コイツの名前がSNSのトレンドに入った。
- 間の悪いことに、発表当日の2月9日は別作品の同名キャラの誕生日だったため、双方に関するポストが混在する事態にも発展している。