概要
世界全体を指すのか、惑星を指すのか、大陸を指すのか現在のところ曖昧。
特殊な力「フロニャ力(ふろにゃぢから)」が働いており武器で攻撃されても致命傷を負うことはなく、一般的な住人はけものだまになり20分ほど(負わされたダメージによって前後する)で元に戻る。
勇者をはじめとする一部のツワモノはけものだまにならず、その代わり装備している防具が破壊される。更にダメージの度合いによってはその下に着ているものも破壊される。
非常にけしからん世界だ。
常に空中に浮いている「浮島」があるが、今のところビスコッティ共和国の存在する地方にしか見られない。
一方で「魔物」と呼ばれる脅威も存在し、強力な魔物が現れるときはフロニャ力も弱まる為に完全に安全とは言えない。
戦興業も本来はそういった脅威に対して自衛手段や戦闘意志を失わないよう鍛錬するための目的もあった。
国家
現在、作中には以下の三国が登場している。国名や人名は、主に地球各国のお菓子やその製法などが元になっている。以下の項目で、それぞれの国名や姫に対応する元ネタも解説する。
ビスコッティ共和国
ガレット獅子団
ガレット:フランスの料理。派生料理にガレット・デ・ロワやガレット・ブルトンヌなどが存在する。
パスティヤージュ公国
パスティヤージュ:砂糖やでん粉などで作る生地の一種。
エッシェンバッハ(クーベルのミドルネーム):ドイツ語圏の人名・地名。
議論
地球人とフロニャルド人の交配について
主人公シンク・イズミが第1級フラグ建築士な為に出てきた議論が「地球人とフロニャルド人の間で交配が可能なのか」。
長らく議論が続いているがクーベルのご先祖様でかつて勇者としてこの地に召還された英雄王アデライド・グランマニエが地球人(フランス人)であることが明かされたので可能とされている。
この為か、アニメ本編中のクーベルにリス耳以外にも髪に紛れ通常の人の耳が見える部分がこれまで幾つか確認されている。
単なる作画ミスとも言われているものの、その割には確認されるカットが多い。
言語に関して
フロニャルドで会話に使われている言語に関しては、今のところまだ明かされていない。
文字に関してはフロニャ文字という独自のものがあり、地球のそれとは異なる。
テレビアニメ本編では日本語で放送されているものの、
- アデルが過去に召喚されている。
- 地球側のメインキャラクターが会話に支障を来たしていない。
……ことから、フロニャルド語はラテン言語の系譜
(実在する言語はスペイン語、イタリア語、英語、フランス語など)
にある可能性もある。
またガレットの異人街アヤセの存在から、別の大陸で日本人が過去に召喚されている可能性もある。
なお余談だが、ブルーレイ/DVD特典のドラマCD「第13.65話 みんなで夏を待ちながら」において七海が「インドでもマレーシアでも、英語も通じなかったけどなんとかなったじゃない」と言っている。しかしどちらもイギリスの植民地であった背景から、英語は通じるので注意されたい。