タグとしては「カミュ」が殆ど。
概要
髪の色は原作では赤、アニメでは青。また原作カラーでは赤いマニキュアを塗っている。
眉毛が二股に別れているが、アニメ版ではたまに忘れる作画監督もいた。
同期の多くの黄金聖闘士らと共に僅か7歳の幼年齢にして黄金聖闘士になった実力者で、蠍座のミロの親友にして氷河とアイザックの師。
3年前より教皇による聖域への度重なる招集により教皇に疑いを持っていた。
十二宮戦では氷河を戦いに巻き込みたくないため一時フィリージングコフィンで氷漬けにする。
結局は宝瓶宮にて氷河と戦い、自身の命をかけて氷河を絶対零度にまで導き倒される。
死の瞬間まで氷河を見守る師として描かれていた。
ハーデス編では他の黄金聖闘士らと共にハーデス側に寝返った振りをして十二宮に攻め入ってシャカに視覚を奪われたが、その後ハーデス城で消滅間際に氷河と再会した際に見えない目で氷河に最期まで優しく微笑みかける等弟子へのまなざしは変わらなかった。
師匠としては自身が14歳の時点で2人も弟子を預かって指導しており(冗談交じりではあるがアイザックとの会話から他に環境の厳しさから途中で脱落して逃げた弟子もいるようなので、実際トータルで持った弟子はもっといる可能性もある)、氷河は言うまでもなく後に海闘士になったアイザックも海将軍として強力に育っており師匠としては非常に優秀である。
彼の技のオーロラエクスキューションはその後も氷河が継いでいる。
クールがモットーの氷河の師匠なだけあり基本冷静な性格だが
・ポセイドン編での回想シーンでは弟子に対してとてもにこやかな笑顔
・教皇と女神の内輪もめが原因である十二宮編で唯一弟子のためという私情で戦っており、両方に対してのコメントもない(氷河曰く一度決めたら敵としての立場は変わらない為)。
・無人とはいえ他人の宮に氷の棺を置き涙ながらに去る。
・互いの攻撃がぶつかってできた凍気が氷河にぶつかりそうになり焦る。
とその性格は弟子同様冷静になりきれないようである(この点はアイザックに指摘されている)。
アニメ版
氷河とアイザックの師である水晶聖闘士の師という設定だった為(アニメで水晶聖闘士を出した後に原作でカミュが登場した為の苦肉の後付けだった)に幾分氷河との関係がまわりくどくなっていた。
わが師の師はわが師も同然!!という迷セリフもこの設定からである。
OVAのハーデス十二宮編ではその最期が若干変更されており、駆け寄った氷河に抱きしめられながら消滅している。
氷河をフリージングコフィンで氷漬けにした際にその事を心の中で水晶聖闘士に謝罪しており、氷河の回想で水晶聖闘士が師である彼のことを語った際の態度が非常に和やかだった点と併せて考えると水晶聖闘士との関係は良好であったことが伺える。
技
- ダイヤモンドダスト
- フリージングコフィン
- オーロラエクスキューション
エピソードGにおいて
7年前(13歳)で弟子をとる前だからか徹底してクールなキャラになっている。
アイオリアをフォローしたりミロとはこの時から友人関係。
Ωにおいて
本作中ではカミュ本人は既に死亡して久しい時間軸であるため登場しないが、水瓶座の聖衣は敵サイドに渡っている。しかし「聖衣が強い自我を持っている」と設定され無理矢理術をかけてなんとか敵方の選んだ担当者に着用させられており、カミュの遺志の強さを匂わせる設定になっている。