概要
パイロットである飛鳥真はサーカディアン・プロジェクトの一環として竜宮島に先行して建造された芳府島出身の少年であった。
家族と平凡だが幸せな日々を送っていたが、フェストゥムの突然の襲撃により彼の運命は大きく変転する。
フェストゥムに撃墜されたノルンの破片が彼の家を直撃して父と母を
更にフェストゥムの攻撃に巻き込まれて妹までもを目の前で失ってしまったことのトラウマと
「芳府島司令部の大人たちが真実を教えてくれていれば家族を失わずに済んだのではないか?」
との疑念から、壊滅状態となった芳府島を脱走、人類軍に身を寄せることになる。
そこで上官のデュランダルに才能を見出だされ、
人類軍モデルの新型ファフナーであるシックザール・モデルのプロトタイプ
「ファフナー・マークインパルス」を与えられたのだが、
シックザール・モデルには意図的に同化現象の段階を引き上げることで
パイロットとしての能力を高めるシステムが極秘で組み込まれていた…。
マークインパルスに搭乗した当初は大切なものを護れるだけの力を得たと増長していたが、
同化現象の反動により思いを寄せていた同僚のステラ(ファフナー・マークガイアのパイロット)が昏睡常態に陥ったこと、
更に自身にもそうなる前兆が現れたことから自分の在り方に思い悩み、
「大切なものを護れるだけの力」を求めていたつもりが、
「好きだった芳府島の代わりに縋り付く相手」にすりかわっていたことに思い至った。
そしてひょんなことから芳府島の生き残りと再会、
ファフナーのパイロットとなっていた中学校の先輩たちとのやりとりや
かつての島の代表である明日葉篝から謝罪されたことで蟠りがとけ、彼女らと共に行動するようになった。
その後、篝と共に赴いた竜宮島で、まだファフナーに慣れていない真壁一騎をフォローするため、
マークインパルスの発展タイプである「ファフナー・マークディスティニー」で出撃、
同化現象の進行により半ば自我を失いつつも数十体のグレンデル型を瞬殺したが、
スフィンクスA型の攻撃から一騎を庇い、ようやく大切なものを護れたことに満足しながら散っていった…。
最期に彼の脳裏に浮かんだのは、今はなき芳府島と彼の家、そしてその前で手をふる大切な家族とステラの姿だった。
その生き様は一騎ら竜宮島のファフナーパイロットに多大な影響を与えていただけに、
スーパーロボット大戦UXでは無条件で生存することに歓喜したファンも多いのではないだろうか。
関連タグ
上記の内容はまったくのデタラメです。
真の概要
スパロボUXにて、機動戦士ガンダムSEEDDESTINYの主人公シン・アスカが、蒼穹のファフナーのキャラクター達と完全に同化していることから生まれたネタである。
具体的にどれくらい同化しているかについては、この動画をみればご理解いただけるだろう。
プロローグの時点ですでに結晶化しそうなほど馴染んでいるが、これ以外にも「大切なものを失ってきた自分と同じ思いはさせたくない」という気持ちから、よき先輩としてファフナーのパイロット達(特に真壁一騎)を導いたり、インパルスガンダムからデスティニーガンダムへの乗り換えなどの重要イベントは全て竜宮島でやることになっている。
またゲームシステム的にも
こちらのバリアを貫通するうえ気力低下と条件付き即死の追加効果があるフェストゥムの近接攻撃をVPS装甲で弾けたり、
接近戦主体のためフェストゥムの読心(こちらの遠距離攻撃の命中率が低下)の影響を受けにくかったりと、
カガリの「MSはフェストゥムへの対抗手段(要約)」という発言を裏付けてしまっている。
以上のことから
キャラデザイナーが両作品同じこともあって、
もう飛鳥真とかいう名前の蒼穹のファフナーの登場人物にしか見えなくなってくる。
竜宮島のファフナーパイロット達は遺伝子操作を受けているという設定があるため、
元々ガンダムSEEDの世界観とは相性がよかったとはいえ、ここまで大胆なクロスオーバーをすると
誰が予想できただろうか。
…まあ今回のファフナーには海と空の狭間の世界に飛翔した人もいるのでまったく問題ありません!
関連タグ
将陵僚 - シン・アスカとデザインが似ているファフナーパイロット(CV:宮野真守)
ニコニコ大百科-マークデスティニー - 同ネタ記事だが内容違い